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毎週連載(英文翻訳)
インド人ソーシャルワーカーの草分けS.D.Gokhaleは語る
本書の発刊はなんと1975年!それなのに、アマゾンではちゃんと表紙の画像が今も表示されており、40年近く経った今でも取り扱いがある。それくらいの価値がある歴史的名著ということなのだろう。
以前読んだフィールドワークに関する別の本の中に、加藤秀俊著『取材学』はこんなふうに紹介されていた。
インターネットが発達して、情報検索が自宅のPCでもできるようになった現在でも、本書で述べられていることはその有効性を失ってはいないような気がする。自分が「知りたい」と思ったことがある時に、いかに効率的に、かつより多くの有用な情報を集めてこれるのか、本書は情報収集の心構えに加えて、具体的な方法論についてもコンパクトに解説している。僕は普段からよく図書館を利用していたつもりでいたが、僕の図書館利用といったら本を借りることでしかなく、百科事典をはじめとしたレファレンスブックの有効活用法についてまで、思いを巡らせることなどなく、本書を読んでいたらまだまだ自分の取組みでは「宝の山」を生かし切っていないということを痛感させられた。
今回は書店でちゃんと本を買うことにした。意図したことは1つ。面白ければ、父親から子供達に引き継ぎたいと考えたからだ。「歴史推理」というジャンルは、日本史、世界史を多少勉強している中学生や小学校高学年あたりの子供達に読ませるにはちょうど良いように思う。教科書や塾のテキスト、問題集からだけではわからない、多面的な歴史の解釈を知ることができるし、何よりも読書の幅が広がる。幸い、僕は小学生の頃に偕成社の児童伝記シリーズで『北条時宗』を読んで、そこから歴史上の人物の伝記や戦記ものを読みまくって小学生時代にある程度の日本史の勘所を掴むことができた。僕が今どう贔屓目に見ても我が家の子供達は歴史について興味を持っているようには見えないので、何か打開策がないかなと考えていた矢先でもあった。
脱線ついでにもう1つエピソードを紹介すると、中学1年の時、僕は高木彬光の『邪馬台国の秘密』と出会った。どういう経緯だったのかは覚えていない。父が買って自分の書棚に置いていたのか、それとも僕のクラスメートに触発されて小遣いはたいて自分で買ったのか、どちらなのかは思い出せない。そのクラスメートは同じ高木彬光著の『成吉思汗の秘密』を読んで、面白いと吹聴していたので、ちょうどそんな時期に発刊された『邪馬台国の秘密』の方も読んでみようかという話になり、自分で買ったか友人から借りたか、そんなようなことがあったのかもしれない。出会った経緯も定かでなければ、結局読み切ったのかどうかも、そして結論が何だったのかも定かではない。ただ、「歴史推理」というジャンルの作品といったら、昔も今も高木彬光のアームチェアーディテクティブ・シリーズが代表的な作品だと言われている。
故郷を離れて暮らす者として、この問題は避けては通れないのに、ついつい考えるのを先延ばしにしてしまう。
本書の帯にはこんなことが書かれている。「この苦難は、いつ誰の身に降りかかってもおかしくないことです。特に私のような年代になれば、むしろ起こりうることとして考えておかねばならなかったことです。あえてそれに目を瞑り、最悪の事態への備えを怠ってきた。仕事を行う上では、あらゆるリスクを想定し、万全の方策を講じることを常に念頭に置いていたのに、最も身近な家庭内のリスクに注意を払わなかった。それは誰の責任でもありません。私の責任です――」 ショッキングな帯の記述にいてもたってもいられなくて、図書室で借りた。
主人公は大手電機メーカーの国際事業部長で50歳。長男だが故郷秋田を離れて東京で妻1人、子1人で暮らしている。白物家電の北米新規事業展開を担い、米国出張も頻繁にしている。故郷には両親が残されていたが、数年前に父が亡くなり、今は70代後半に差し掛かった母親が実家で1人で暮らしている。マンションのローンは未だ残っている。長男は中学受験を控えて塾通い。まだまだお金がかかる。北米事業を成功させて、取締役に登り詰めれば収入面では安心だ。しかし、そんな順風満帆な人生も、ちょっとしたきっかけで一気に不安定化する。
もう1つ今週やったブラジル絡みの仕事は、この原稿執筆過程でブラジルの識者に書いてもらったポルトガル語のバックグランドペーパーの英訳が業者からあがってきたので、その英訳文のチェックだった。これも、職場の同僚にも手伝ってもらいながらなんとか作業を進め、20日(金)にブラジルの翻訳業者にコメントを返した。
そんなことを仕事としてやっているから、プライベートにおいても読む本にブラジル関係のものを含めて、知識獲得のレバレッジを効かせるのは当たり前といえば当たり前のことだ。元々現在進めている本の出版プロジェクトの執筆原稿の中でも、本日紹介する1冊について執筆者が言及している箇所があるため、参考文献としても押さえておく必要があった。
その割には本書はあっという間に読み切ってしまった。
例えばこんな疑問がある―――。
元々坂東は平氏が治めていた筈なのに、いつの間に源氏は坂東で勢力を拡大できたのか。そもそも清和源氏嫡流の「河内源氏」は河内国が本拠地に都の警備に当っていたらしいが、それがなんで東国に進出できたのか。
北条政子が出た北条氏というのは平氏だが、それが源頼朝となぜ結婚できたのか。そもそも源氏の方の棟梁の郎党には「平」の姓の者が多いし、逆に平氏の方の家人にも「源」姓の者や姓は違えど源氏の傍流の者がいる。「源氏と平氏」は僕らが考えるほど明確な対抗軸じゃなかったのかもしれない。
足利氏が源氏嫡流と見なされたのはなぜなのか。足利氏は下野国(栃木県)の足利庄を本拠地に構えた河内源氏の一派だったわけだが、足利尊氏の父・貞氏の時代までしか僕の理解は遡ることができず、それ以前の足利氏の動向については全く知らない。

近年、国際政治学の世界では「国際規範」という概念が注目を集めているそうである。
中央集権的な世界政府が存在しないため、国家は国益を優先し国際協力は進展しない。このため、国際社会では、貿易や金融をはじめとする各分野において、国際的なルールや制度などの超国家的な枠組みを形成することによって、国際協力を進展させようと目指し、様々な取組みが行なわれてきた。
開発援助の分野では、頻繁に国際会議が開催され、多くの目標が掲げられてきた。しかし、国家行動を拘束するルールや制度が形成されてこなかったため、既存の国際政治学者は、ルール・制度の不在下における国際協力を十分検討する方法をもらず、開発援助の分野での国際協力はあまり検討されてこなかったという。
そこで本書は、ルールや制度に代わる仕組みとして「国際規範」に注目する。「国際規範」とは、何らかの行動に関する国際社会の中で醸成された集合的な期待である。開発援助においては、国際社会において多くの期待を集める、規範企業家である国際開発機関が提唱する行動原則を、国際規範とみなすことができる。
本書は、複数の国際規範の中でも長きに渡り影響力を保ってきた2つの国際規範、すなわち、世銀の貧困削減アプローチである「成長規範」(貧困削減のためには経済成長の促進を優先すべき)と、国連の貧困削減アプローチである「貧困規範」(貧困削減のためには貧困問題の解決を優先すべき)に着目し、これら両規範が国家行動に与える影響を検討している。
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週報(1/23 - 1/29) [備忘録]
今週の気になった記事はこちらである。そんなの当たり前じゃないかというのは自分の経験としても思うけれど。
僕が仕事で精神的に追い詰められた時期としては、1999年4~5月、2005年2~3月、2007年2~3月、2010年1~2月などがある。この中で最もきつかったのは、これは公言しているが2007年2~3月であった。詳細を語る気はない。ただ、長時間労働のピークは実はこの時期ではなく、もっと前にあった。極端な時には、朝7時前に職場入りし、終電まで仕事をやっていたことがあるし、終電に間に合うように職場を出ても、自宅最寄り駅からまっすぐ帰宅せず、24時間営業のファミレスでさらに少々持ち帰り残業をやったこともある。さすがに週末の朝は少しだけ寝坊もしたが、午後から休日出勤というのを土日連続してやったことは時々ある。もうこれ以上は時間を捻しろと言われてもできないというところまでやったと思う。
そんな状況であったにも関わらず、異動したいという希望に反して3年以上在籍を余儀なくされた職場だった。しかし、2007年1月に自分が手がけていたプロジェクトがひと段落し、そろそろ異動だという声も漏れ聞こえて来ていた。ようやくこの暗黒時代から脱出できると密かに期待していた矢先、直属の上司がポリープ摘出のために急に不在になった。その上、「この職場に残留しないか」などと部長が僕の意志に反して打診をしてきた。「Sanchaiは残留希望」などという間違ったメッセージをご丁寧に人事に送って下さった方もいらした。その上で、新たな事業の構想をいくつもぶつけて来られた。それも、準備期間1.5ヵ月とか4ヵ月とかで。組織としてはやったこともないものばかりで、ルール作りからスタートだった。さすがにこれはこたえた。本当にきつい時には、逆境をはね返すような気力は全く湧いて来ないというのを身をもって体験した。
直接の原因は、「ここまでは頑張ろう」と目標を定め、それを達成したと思った途端に次の高い山を見せられたことだが、そんなのは会社だったらあるのが当たり前のことだと聞こえるだろう。しかし、3年以上にわたって長時間労働を強いられてきたところにそれをやられると、精神的にはかなりこたえる。
僕が仕事で精神的に追い詰められた時期としては、1999年4~5月、2005年2~3月、2007年2~3月、2010年1~2月などがある。この中で最もきつかったのは、これは公言しているが2007年2~3月であった。詳細を語る気はない。ただ、長時間労働のピークは実はこの時期ではなく、もっと前にあった。極端な時には、朝7時前に職場入りし、終電まで仕事をやっていたことがあるし、終電に間に合うように職場を出ても、自宅最寄り駅からまっすぐ帰宅せず、24時間営業のファミレスでさらに少々持ち帰り残業をやったこともある。さすがに週末の朝は少しだけ寝坊もしたが、午後から休日出勤というのを土日連続してやったことは時々ある。もうこれ以上は時間を捻しろと言われてもできないというところまでやったと思う。
そんな状況であったにも関わらず、異動したいという希望に反して3年以上在籍を余儀なくされた職場だった。しかし、2007年1月に自分が手がけていたプロジェクトがひと段落し、そろそろ異動だという声も漏れ聞こえて来ていた。ようやくこの暗黒時代から脱出できると密かに期待していた矢先、直属の上司がポリープ摘出のために急に不在になった。その上、「この職場に残留しないか」などと部長が僕の意志に反して打診をしてきた。「Sanchaiは残留希望」などという間違ったメッセージをご丁寧に人事に送って下さった方もいらした。その上で、新たな事業の構想をいくつもぶつけて来られた。それも、準備期間1.5ヵ月とか4ヵ月とかで。組織としてはやったこともないものばかりで、ルール作りからスタートだった。さすがにこれはこたえた。本当にきつい時には、逆境をはね返すような気力は全く湧いて来ないというのを身をもって体験した。
直接の原因は、「ここまでは頑張ろう」と目標を定め、それを達成したと思った途端に次の高い山を見せられたことだが、そんなのは会社だったらあるのが当たり前のことだと聞こえるだろう。しかし、3年以上にわたって長時間労働を強いられてきたところにそれをやられると、精神的にはかなりこたえる。
『取材学』 [読書日記]
本書の発刊はなんと1975年!それなのに、アマゾンではちゃんと表紙の画像が今も表示されており、40年近く経った今でも取り扱いがある。それくらいの価値がある歴史的名著ということなのだろう。
以前読んだフィールドワークに関する別の本の中に、加藤秀俊著『取材学』はこんなふうに紹介されていた。
取材という言葉は一般にはマスコミ用語として用いられているが、本書ではより広く、「人間が情報を主体的に選びかつ使う」プロセスを示す言葉として使われている。実際、本書には、情報の洪水に溺れてしまうことなく、能動的かつ主体的に「取材」していく、つまり情報を使いこなし、また自分の手で問題それ自体を発見していくためのコツやヒントがコンパクトな新書という形式の中にふんだんに盛り込まれている。
佐藤郁哉著『組織と経営について知るための実践フィールドワーク入門』、p.241
インターネットが発達して、情報検索が自宅のPCでもできるようになった現在でも、本書で述べられていることはその有効性を失ってはいないような気がする。自分が「知りたい」と思ったことがある時に、いかに効率的に、かつより多くの有用な情報を集めてこれるのか、本書は情報収集の心構えに加えて、具体的な方法論についてもコンパクトに解説している。僕は普段からよく図書館を利用していたつもりでいたが、僕の図書館利用といったら本を借りることでしかなく、百科事典をはじめとしたレファレンスブックの有効活用法についてまで、思いを巡らせることなどなく、本書を読んでいたらまだまだ自分の取組みでは「宝の山」を生かし切っていないということを痛感させられた。
『Dabawalas』 [読書日記]
*本稿は元々は2010年7月に書かれていますが、末尾に書き加えたことがありますので、日付を更新しました。
Shrinivas Pandit
Dabawalas
- Lessons for building lasting success based on values -
Tata McGraw-Hill, 2007
実は本書を読了したのは3週間前。インドを離任する直前のことだった。本書を購入したのは昨年12月に出張でムンバイに立ち寄った時のことである。「ダバワラ(Dabawala)」のうち、「ダバ」とはお弁当のことで、「ワラ」というのは職業につく人を指す。即ち、お弁当のデリバリーを行なう人である。
実はこのダバワラのお話はインドではかなり有名で、多くの識者が持続可能なビジネスの典型事例として度々引用する。僕が最初にダバワラの話を聞かされたのはネルー大学のアミターブ・クンドゥ教授からで、貧困層をステークホルダーとして巻き込んでかなりの成功を収めている好例として絶賛されていた。
Shrinivas PanditDabawalas
- Lessons for building lasting success based on values -
Tata McGraw-Hill, 2007
実は本書を読了したのは3週間前。インドを離任する直前のことだった。本書を購入したのは昨年12月に出張でムンバイに立ち寄った時のことである。「ダバワラ(Dabawala)」のうち、「ダバ」とはお弁当のことで、「ワラ」というのは職業につく人を指す。即ち、お弁当のデリバリーを行なう人である。
実はこのダバワラのお話はインドではかなり有名で、多くの識者が持続可能なビジネスの典型事例として度々引用する。僕が最初にダバワラの話を聞かされたのはネルー大学のアミターブ・クンドゥ教授からで、貧困層をステークホルダーとして巻き込んでかなりの成功を収めている好例として絶賛されていた。
本書紹介本書自体は経営の本なので105頁程度とはいえ全体を読むとあまり面白くはない。ただ、この成功モデルには惹かれるものがある。ムンバイのダバワラ(Nutan Mumbai Tiffin Box Suppliers Charitable Trust)の特徴的な点について、以下の通り纏めてみた。
ビジネスには劇的な紆余曲折がつきものである。その中で、生き残るビジネスもあれば、そうでないビジネスもある。企業のトップは紆余曲折を巧みに掌握し、組織を存続させる持続可能なモデルの模索に余念がない。
ダバワラはムンバイの家庭のお手製弁当の配達を行なう男達である。彼らのビジネスは上で述べた曲折とは好対照をなす。創業115年にもなるこの企業体は半文盲の男達によって運営され、企業組織の栄枯盛衰の中を生き延び、持続可能なビジネスのロールモデルとなっている。4人の登場人物の対話を通じ、本書は成功する組織の鍵となる特徴は何かを導き出す。それは、価値(values)、意思決定の分散化(decentralized decision-making)、顧客サービスに対する弛まぬ付加価値提供といったものである。
これらに加え、本書は、リーダーやマネージャーが価値観をベースにして持続的な成功をおさめるためのコツを教えてくれる。
『邪馬台国はどこですか』 [読書日記]
内容(「BOOK」データベースより)少し前に、『努力しないで作家になる方法』で、著者のデビュー作となった『邪馬台国はどこですか』というのが世に出ることになった経緯を知り、どうしても読んでみたくなった。僕のブログにごくたまにコメントを下さるplantさんからもご推薦をいただいた本でもあり、『努力しないで作家になる方法』の次の鯨作品として読むことを考えていた。
カウンター席だけの地下1階の店に客が3人。三谷敦彦教授と助手の早乙女静香、そして在野の研究家らしき宮田六郎。初顔合わせとなったその日、「ブッダは悟りなんか開いてない」という宮田の爆弾発言を契機に歴史談義が始まった…。回を追うごとに話は熱を帯び、バーテンダーの松永も教科書を読んで予備知識を蓄えつつ、彼らの論戦を心待ちにする。ブッダの悟り、邪馬台国の比定地、聖徳太子の正体、光秀謀叛の動機、明治維新の黒幕、イエスの復活―を俎上に載せ、歴史の常識にコペルニクス的転回を迫る、大胆不敵かつ奇想天外なデビュー作品集。
今回は書店でちゃんと本を買うことにした。意図したことは1つ。面白ければ、父親から子供達に引き継ぎたいと考えたからだ。「歴史推理」というジャンルは、日本史、世界史を多少勉強している中学生や小学校高学年あたりの子供達に読ませるにはちょうど良いように思う。教科書や塾のテキスト、問題集からだけではわからない、多面的な歴史の解釈を知ることができるし、何よりも読書の幅が広がる。幸い、僕は小学生の頃に偕成社の児童伝記シリーズで『北条時宗』を読んで、そこから歴史上の人物の伝記や戦記ものを読みまくって小学生時代にある程度の日本史の勘所を掴むことができた。僕が今どう贔屓目に見ても我が家の子供達は歴史について興味を持っているようには見えないので、何か打開策がないかなと考えていた矢先でもあった。
脱線ついでにもう1つエピソードを紹介すると、中学1年の時、僕は高木彬光の『邪馬台国の秘密』と出会った。どういう経緯だったのかは覚えていない。父が買って自分の書棚に置いていたのか、それとも僕のクラスメートに触発されて小遣いはたいて自分で買ったのか、どちらなのかは思い出せない。そのクラスメートは同じ高木彬光著の『成吉思汗の秘密』を読んで、面白いと吹聴していたので、ちょうどそんな時期に発刊された『邪馬台国の秘密』の方も読んでみようかという話になり、自分で買ったか友人から借りたか、そんなようなことがあったのかもしれない。出会った経緯も定かでなければ、結局読み切ったのかどうかも、そして結論が何だったのかも定かではない。ただ、「歴史推理」というジャンルの作品といったら、昔も今も高木彬光のアームチェアーディテクティブ・シリーズが代表的な作品だと言われている。
タグ:鯨統一郎
『介護退職』 [読書日記]
内容(「BOOK」データベースより)こうなったら、どうしよう―――。
故郷で暮らす老母が雪かき中に骨折した―。突然介護を託された男の人生に、光は射すのか?今そこにある危機を、真っ正面から見据えた問題作。
故郷を離れて暮らす者として、この問題は避けては通れないのに、ついつい考えるのを先延ばしにしてしまう。
本書の帯にはこんなことが書かれている。「この苦難は、いつ誰の身に降りかかってもおかしくないことです。特に私のような年代になれば、むしろ起こりうることとして考えておかねばならなかったことです。あえてそれに目を瞑り、最悪の事態への備えを怠ってきた。仕事を行う上では、あらゆるリスクを想定し、万全の方策を講じることを常に念頭に置いていたのに、最も身近な家庭内のリスクに注意を払わなかった。それは誰の責任でもありません。私の責任です――」 ショッキングな帯の記述にいてもたってもいられなくて、図書室で借りた。
主人公は大手電機メーカーの国際事業部長で50歳。長男だが故郷秋田を離れて東京で妻1人、子1人で暮らしている。白物家電の北米新規事業展開を担い、米国出張も頻繁にしている。故郷には両親が残されていたが、数年前に父が亡くなり、今は70代後半に差し掛かった母親が実家で1人で暮らしている。マンションのローンは未だ残っている。長男は中学受験を控えて塾通い。まだまだお金がかかる。北米事業を成功させて、取締役に登り詰めれば収入面では安心だ。しかし、そんな順風満帆な人生も、ちょっとしたきっかけで一気に不安定化する。
週報(1/16 - 1/22) [備忘録]
【寒稽古、息子皆勤、オレ三日】
今週は、16日(月)から21日(土)までの6日間、道場の寒稽古が行なわれた。先週の週報でもご紹介した通り、15日(日)には子供の新春剣道大会が開催され、その前日も通常稽古があったので、息子にとっては稽古の機会がほぼ毎日あることになる。試合で健闘したのが良かったのか、息子はその後の寒稽古もやる気満々で、なんと皆勤してしまった。皆勤賞で図書カードを貰ったらしい。「これで『コロコロコミック』買えるな」と僕が言うと息子は嬉しそうな顔を見せた。通い続けた息子は勿論エライ。だが、自転車で通った息子を連日迎えに道場まで行ってくれた妻にも感謝したい。
僕はというと、夜に会議が入っていて最初から稽古に行けないとわかっていた16、17の両日はともかく、あとの4日は本気で通うつもりだった。連日朝6時40分過ぎに家を出て7時50分頃には職場に着き、なるべく定時で仕事をあがろうと試みた。結果は、19日(木)は仕事の切りが悪くて結局残業したが、18日(水)、20日(金)は平日でもなんとか道場には行けた。これに21日(土)の稽古も合わせ、今週は3回稽古したことになる。
面金の隙間から吐く息が白む寒い道場での稽古は、エンジンがかかるまで時間もかかるし体にもちょっと負担あかかる。床も冷たくて、稽古を重ねると足の裏がひび割れて痛くなる。インターバルを置かずに頻繁に稽古を重ねると疲れがなかなか抜けないが、お陰で年末年始の暴飲暴食でオーバー気味の体重を多少なりとも落とすことができたのではないかと思う。昨年10月に痛めた右手親指の靭帯も、ようやく回復してきた気がする。
小学生の頃、僕は冬休みの1月2日から7日頃まで毎日行われた町の少年団の合同寒稽古に通った。朝5時に起きて、6時開始の稽古に間に合うように道場に通う。普段の稽古は通っていた小学校の体育館だったが、合同稽古は町の中心街にあった剣道場で、普段は別々に稽古している4つの小学校のグループが集まった。はじめの頃は父に車で送迎してもらった。1時間余りの稽古を終えて帰宅すると、母の作ってくれていたお雑煮が温かくて美味しかったのをつい昨日のことのように思い出す。剣道少年団から中学校に至るまでの僕の稽古に臨む姿勢は必ずしも真面目だったとは思わないが、毎年の寒稽古だけはちゃんと通ったと胸が張れる。
寒稽古を皆勤した我が子を見ながら、父もこんな眼差しで僕のことを見守っていたのかなとふと思った。
【パッとしない今週の仕事の話】
今週、僕の席の近くに席替えで引っ越してきた同僚から、「Sanchaiさん、タメ息多いですね。もう3回聞きましたよ」と指摘された。朝8時前から職場入りして仕事を開始し、後ろも決まっていたのでそれなりに効率的に仕事はしたと思うのだが、仕事相手とのやり取りの中でこちらの期待通りに相手が動いてくれないことが多く、またかよと思ってタメ息をつくことが何度かあったのは事実。今週は毎日8時前に職場入りして仕事に取り掛かり、その分定時でも退社できるよう努力したが、他の人はもっと遅めに出社して定時よりも少し遅くまで仕事していくのが一般的なので、定時ギリギリのタイミングで呼び止められると途端に30分単位で退社が遅くなる。なかなか上手くいかない。
今週は、16日(月)から21日(土)までの6日間、道場の寒稽古が行なわれた。先週の週報でもご紹介した通り、15日(日)には子供の新春剣道大会が開催され、その前日も通常稽古があったので、息子にとっては稽古の機会がほぼ毎日あることになる。試合で健闘したのが良かったのか、息子はその後の寒稽古もやる気満々で、なんと皆勤してしまった。皆勤賞で図書カードを貰ったらしい。「これで『コロコロコミック』買えるな」と僕が言うと息子は嬉しそうな顔を見せた。通い続けた息子は勿論エライ。だが、自転車で通った息子を連日迎えに道場まで行ってくれた妻にも感謝したい。
僕はというと、夜に会議が入っていて最初から稽古に行けないとわかっていた16、17の両日はともかく、あとの4日は本気で通うつもりだった。連日朝6時40分過ぎに家を出て7時50分頃には職場に着き、なるべく定時で仕事をあがろうと試みた。結果は、19日(木)は仕事の切りが悪くて結局残業したが、18日(水)、20日(金)は平日でもなんとか道場には行けた。これに21日(土)の稽古も合わせ、今週は3回稽古したことになる。
面金の隙間から吐く息が白む寒い道場での稽古は、エンジンがかかるまで時間もかかるし体にもちょっと負担あかかる。床も冷たくて、稽古を重ねると足の裏がひび割れて痛くなる。インターバルを置かずに頻繁に稽古を重ねると疲れがなかなか抜けないが、お陰で年末年始の暴飲暴食でオーバー気味の体重を多少なりとも落とすことができたのではないかと思う。昨年10月に痛めた右手親指の靭帯も、ようやく回復してきた気がする。
小学生の頃、僕は冬休みの1月2日から7日頃まで毎日行われた町の少年団の合同寒稽古に通った。朝5時に起きて、6時開始の稽古に間に合うように道場に通う。普段の稽古は通っていた小学校の体育館だったが、合同稽古は町の中心街にあった剣道場で、普段は別々に稽古している4つの小学校のグループが集まった。はじめの頃は父に車で送迎してもらった。1時間余りの稽古を終えて帰宅すると、母の作ってくれていたお雑煮が温かくて美味しかったのをつい昨日のことのように思い出す。剣道少年団から中学校に至るまでの僕の稽古に臨む姿勢は必ずしも真面目だったとは思わないが、毎年の寒稽古だけはちゃんと通ったと胸が張れる。
寒稽古を皆勤した我が子を見ながら、父もこんな眼差しで僕のことを見守っていたのかなとふと思った。
【パッとしない今週の仕事の話】
今週、僕の席の近くに席替えで引っ越してきた同僚から、「Sanchaiさん、タメ息多いですね。もう3回聞きましたよ」と指摘された。朝8時前から職場入りして仕事を開始し、後ろも決まっていたのでそれなりに効率的に仕事はしたと思うのだが、仕事相手とのやり取りの中でこちらの期待通りに相手が動いてくれないことが多く、またかよと思ってタメ息をつくことが何度かあったのは事実。今週は毎日8時前に職場入りして仕事に取り掛かり、その分定時でも退社できるよう努力したが、他の人はもっと遅めに出社して定時よりも少し遅くまで仕事していくのが一般的なので、定時ギリギリのタイミングで呼び止められると途端に30分単位で退社が遅くなる。なかなか上手くいかない。
『2020年のブラジル経済』 [読書日記]
内容紹介先週から今週にかけて、僕の仕事の焦点の1つはブラジルだった。ブラジルの農業開発について人が書いた本の第1稿を読み込み、自分だったらどういう目次構成にして、想定される本のページ数にするためにどこをどう削るか、あるいは読者を惹きつけるためのつかみの序文をどう書くか、といったことを考え、もう1人その作業を手伝ってくれている職場の同僚と意見をすり合わせ、「ここをこうした方がよい」というコメント案をまとめて、執筆者のお二人に送った。執筆者のこだわりの部分もあるかもしれないので、コメントを素直に受け取ってくれるかどうかはわからないが、目下の僕の仕事はそんなことも含まれている。
2020年には世界第5位の経済大国も夢ではないというブラジル。14年ワールドカップ、16年オリンピック開催で、同国への関心は飛躍的に高まろう。経済を中心に新大統領の政策など政治の動向も絡め第一人者が展望する。
もう1つ今週やったブラジル絡みの仕事は、この原稿執筆過程でブラジルの識者に書いてもらったポルトガル語のバックグランドペーパーの英訳が業者からあがってきたので、その英訳文のチェックだった。これも、職場の同僚にも手伝ってもらいながらなんとか作業を進め、20日(金)にブラジルの翻訳業者にコメントを返した。
そんなことを仕事としてやっているから、プライベートにおいても読む本にブラジル関係のものを含めて、知識獲得のレバレッジを効かせるのは当たり前といえば当たり前のことだ。元々現在進めている本の出版プロジェクトの執筆原稿の中でも、本日紹介する1冊について執筆者が言及している箇所があるため、参考文献としても押さえておく必要があった。
その割には本書はあっという間に読み切ってしまった。
『河内源氏』 [読書日記]
内容(「BOOK」データベースより)僕はあまのじゃくなところがあって、数年前にタッキー(滝沢秀明)が主演したNHK大河ドラマ『義経』の時は平氏について書かれた本を読んでブログで紹介するようなことをしていたし、今年の大河ドラマ『平清盛』の放送が始まると、逆に源氏について書かれた本を読んだ。単なる偶然だとは思うが。歴史の一時期に急に勢力を拡大して、また急に衰退した平家と違い、源氏の方は親子や兄弟での諍いが頻繁に起きる割には息の長い活躍をしているように思う。だからかえって源氏はよくわからないところもある。そもそも「源氏と平氏」という対抗軸で歴史を捉えていると平安時代後期のことがよく理解できないことが多く、この時代が大河ドラマで扱われるというのならいい機会だから一度勉強し直そうかと僕は考えた。
12世紀末、源頼朝は初の本格的武士政権である鎌倉幕府を樹立する。彼を出した河内源氏の名は武士の本流として後世まで崇敬を集めるが、祖・頼信から頼朝に至る一族の歴史は、京の政変、辺境の叛乱、兄弟間の嫡流争いなどで浮沈を繰り返す苛酷なものだった。頼義、義家、義親、為義、義朝と代を重ねた源氏嫡流は、いかにして栄光を手にし、あるいは敗れて雌伏の時を過ごしたのか。7代200年の、彼らの実像に迫る。
例えばこんな疑問がある―――。
元々坂東は平氏が治めていた筈なのに、いつの間に源氏は坂東で勢力を拡大できたのか。そもそも清和源氏嫡流の「河内源氏」は河内国が本拠地に都の警備に当っていたらしいが、それがなんで東国に進出できたのか。
北条政子が出た北条氏というのは平氏だが、それが源頼朝となぜ結婚できたのか。そもそも源氏の方の棟梁の郎党には「平」の姓の者が多いし、逆に平氏の方の家人にも「源」姓の者や姓は違えど源氏の傍流の者がいる。「源氏と平氏」は僕らが考えるほど明確な対抗軸じゃなかったのかもしれない。
足利氏が源氏嫡流と見なされたのはなぜなのか。足利氏は下野国(栃木県)の足利庄を本拠地に構えた河内源氏の一派だったわけだが、足利尊氏の父・貞氏の時代までしか僕の理解は遡ることができず、それ以前の足利氏の動向については全く知らない。
『国際開発協力の政治過程』 [読書日記]

国際開発協力の政治過程―国際規範の制度化とアメリカ対外援助政策の変容
- 作者: 小川 裕子
- 出版社/メーカー: 東信堂
- 発売日: 2011/03
- メディア: 単行本
内容(「BOOK」データベースより)先々週の三連休に図書館に籠って読み込んだ読書会の題材はこの本である。
開発経済学に依拠した途上国開発の内容検討から、援助国側政策の国際政治学的分析へ―本書におけるこの既存研究路線の転換が孕む意味は大きい。援助超大国アメリカの最近の行動変化、すなわち、国益優先を堅持し、期待される協力から逸脱を繰り返してきた従来の国家行動が、貧困削減への積極的姿勢に転じた経緯の追究を通じ、国際開発規範の法制度化等、その高次化が果たす役割の分析・考察を中心に、国際開発協力に新たな展望を拓く力作。
近年、国際政治学の世界では「国際規範」という概念が注目を集めているそうである。
中央集権的な世界政府が存在しないため、国家は国益を優先し国際協力は進展しない。このため、国際社会では、貿易や金融をはじめとする各分野において、国際的なルールや制度などの超国家的な枠組みを形成することによって、国際協力を進展させようと目指し、様々な取組みが行なわれてきた。
開発援助の分野では、頻繁に国際会議が開催され、多くの目標が掲げられてきた。しかし、国家行動を拘束するルールや制度が形成されてこなかったため、既存の国際政治学者は、ルール・制度の不在下における国際協力を十分検討する方法をもらず、開発援助の分野での国際協力はあまり検討されてこなかったという。
そこで本書は、ルールや制度に代わる仕組みとして「国際規範」に注目する。「国際規範」とは、何らかの行動に関する国際社会の中で醸成された集合的な期待である。開発援助においては、国際社会において多くの期待を集める、規範企業家である国際開発機関が提唱する行動原則を、国際規範とみなすことができる。
本書は、複数の国際規範の中でも長きに渡り影響力を保ってきた2つの国際規範、すなわち、世銀の貧困削減アプローチである「成長規範」(貧困削減のためには経済成長の促進を優先すべき)と、国連の貧困削減アプローチである「貧困規範」(貧困削減のためには貧困問題の解決を優先すべき)に着目し、これら両規範が国家行動に与える影響を検討している。
週報(1/9 - 1/15) [備忘録]
かねてよりこの場で再三ご紹介してきた私の著書、アマゾンでの販売が昨日からスタートしました。私はこの『サンチャイ☆ブログ』では実名を明かしていないので、この場で広報活動をやるべきかどうか、この数ヵ月ずっと考えてきました。結論としては、この場ではなく、別途『南天竺農村偏愛記』というブログを設け、そこで関連記事をどんどん掲載していくことにしました。『南天竺農村偏愛記』は、元々私がインド駐在時代に某週刊誌に隔週寄稿していたコラムを記録しておこうと考えて作ったサイトで、帰国して1年半、ずっと休止状態でした。今回は、出版を機に、位置付けを変え、タイトルも変え、装いも新たに出発させたいと思っています。
【三連休最後の1日は…】
1月9日(月):成人の日だったこの日は、僕は妻の了解を得て終日図書館に籠った。やったことは大きくは2つ。1つは、前任者がいた頃に外部委託された調査の最終報告書(英文)ドラフトを読み込んでコメント案を考えること。前任者から引き継いだとはいえ全く門外漢のテーマで、じっくり読み込まないととてもすんなりとコメントなど出せない。朝の10時から図書館に籠り、16時過ぎには取りあえず読み切っておおよそのコメント案のイメージはできた。2つ目は、週明け11日に行なわれる社内勉強会の資料を読み込んでおくこと。7日(土)に100頁少々既に読んであったので、9日は残りの100頁あまりを読み切る作業だった。夕食までに読み切れなかった残りの30頁ほどは、10日早朝に起きて読み切った。お休みの日だったのに、振り返ってみたらこれしかやってなかったな。
【連休明けのフルスロットル】
1月10日(火):連休中に読み込んだ調査報告書案について、外注先に対して返すコメントを実際に作文し、メールで送信した。その間、米国ルイジアナ州ニューオリンズで行なわれていた全米カレッジフットボールのBCSチャンピオンシップゲーム、ルイジアナ州立大(LSU)対アラバマ大の試合経過を携帯サイトでチェックしていた。結果は21-0でアラバマ大の完封勝利。加点の殆どがフィールドゴールという極めてディフェンシブな試合だった。LSUは最後の最後に全米1位の座から滑り落ち、ランク2位でシーズン終了を迎えた。残念。この日は僕が稽古に通っている道場の道場開きがあったので、17時45分の終業のチャイムと同時に退社して道場に向かった。
【三連休最後の1日は…】
1月9日(月):成人の日だったこの日は、僕は妻の了解を得て終日図書館に籠った。やったことは大きくは2つ。1つは、前任者がいた頃に外部委託された調査の最終報告書(英文)ドラフトを読み込んでコメント案を考えること。前任者から引き継いだとはいえ全く門外漢のテーマで、じっくり読み込まないととてもすんなりとコメントなど出せない。朝の10時から図書館に籠り、16時過ぎには取りあえず読み切っておおよそのコメント案のイメージはできた。2つ目は、週明け11日に行なわれる社内勉強会の資料を読み込んでおくこと。7日(土)に100頁少々既に読んであったので、9日は残りの100頁あまりを読み切る作業だった。夕食までに読み切れなかった残りの30頁ほどは、10日早朝に起きて読み切った。お休みの日だったのに、振り返ってみたらこれしかやってなかったな。
【連休明けのフルスロットル】
1月10日(火):連休中に読み込んだ調査報告書案について、外注先に対して返すコメントを実際に作文し、メールで送信した。その間、米国ルイジアナ州ニューオリンズで行なわれていた全米カレッジフットボールのBCSチャンピオンシップゲーム、ルイジアナ州立大(LSU)対アラバマ大の試合経過を携帯サイトでチェックしていた。結果は21-0でアラバマ大の完封勝利。加点の殆どがフィールドゴールという極めてディフェンシブな試合だった。LSUは最後の最後に全米1位の座から滑り落ち、ランク2位でシーズン終了を迎えた。残念。この日は僕が稽古に通っている道場の道場開きがあったので、17時45分の終業のチャイムと同時に退社して道場に向かった。
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