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北京からの帰還 [出張先にて]

                                                                                                                       ▲遠景ながら世界銀行のチーフエコノミストのブルギニオン氏のスピーチ                                                       (スミマセン、他の写真が軒並みピンボケなもので…)

北京出張の最大目的だったセミナー開催が終了した。今年度の自分の仕事を考えた場合の最大のイベントだっただけに、無事に終わって感無量である。昨年6月に初めて人事異動の希望時期を聞かれた際、これを終了させた後の2月を目安として、ここまではできれば自分で見届けたいと希望していた。ここを目指して、一昨年の11月頃からシナリオを描いた。その布石としてこれまでにサンクトペテルブルグ出張(2006年1月)やシンガポール出張(2006年9月)も行ってきた。そして、その間にも北京に向けてセミナーのパネリストの人選のための人脈を着々と構築していった。

 

このセミナーを企画するのも決して順調だったわけではない。1年前に想定していたコメンテーター役の先生とは、ちょっとした情報伝達のもつれから6月以降連絡すら取っていただけなくなり、7月の公開セミナーの開催すら一時は危うくなった。それを救って下さったのは6月に東京で飛び入り参加した国際シンポジウムで知己を得た別の先生だった。

 

北京のセミナーでコメンテーターをお願いした先生3人は、全てこの過程で初めて知己を得た方々ばかりである。

 

中国研究者のS先生:                                                                                                      6月の国際シンポジウムで初めてお目にかかった。その後、7月の公開セミナーもご案内して、関係を維持させてきた。

 

タイ人のM先生:                                                                                                                  昨年のサンクトペテルブルグ出張の際に知り合い、僕達の研究テーマと関連した研究をタイでやっていらっしゃる方だと知った。5月に世銀が主催した東京での年次会合でもお目にかかったので、北京でのコメンテーターをお願いした。

 

日本の地域福祉研究者のO先生:                                                                                                                                       ダメもとで10月に接触を試み、なんと快諾をいただいたのだが、どうも調べてみるとたまたま偶然、僕の部署で2004年夏に受け入れた大学院生インターンの指導教官だった。お陰で後の連絡調整が非常にスムーズに済んだ。

 

そして実際に会場入りしてさらにトラブル発生。S先生が、英語-中国語の同時通訳を配置できないかと突然要望して来られた。英語の論文も書かれているので、大丈夫だろうとたかをくくっていたのだが、本番2日前に聞かされて目の前が真っ暗になった。

 

でも、そこで一息入れ、1日前とかじゃなかっただけまだましだと前向きに考え、全体会合の主催者事務局に要望を申し入れるとともに、別の手も打った。本番1日前の朝、9月のシンガポールでのセミナー共催の際に、我が社の予算で中国から来てもらった中国人民大学のZ先生のアシスタントだったL君に携帯でコンタクトを取り、逐次通訳のボランティアをやってくれる学生がいないかと相談してみることにした。Z先生とL君のシンガポールへの出張を僕の部署の判断で決めたことで役員から大目玉も喰ったが、その時の投資がここに来て役に立った。(結局、同時通訳の配置を事務局側で手配してくれたので、逐次通訳ボランティアは不要になっちゃったけど…)

 

そんな感じだったので、これまでの12ヶ月(インターン受入から起算すると2年半)の間に投資してきた僕の人的ネットワークがようやく実を結んだと思わずにはおれない。ほんと、ネットワークに助けられたものである。

 

僕的には、今の部署でやりたかったことを成し遂げたといった達成感が強く、燃え尽きた感じもすごく大きい。16日にセミナー本番を無事に終えた後、その夜は国際電話で妻とその様子について話しているうちに涙がこみ上げてきた。

 

これで明日異動せよと言われても思い残すことはあまりない。勿論、そうそう簡単に希望通り動かしてはくれないのが人事というものだろうから、まあ1、2ヶ月先に目標を定めて少しずつ前進していくようにしたいと思っている。


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コメント 1

ハンディクラフト

長い間ご苦労様でした。いろいろな先生の助けも努力の賜物ですね。
こちらまで涙が出そうです ゆっくり体を休めてと言いたいがそうも行きませんか?
私もカラオケ教室から帰って明日の老人クラブ達者会(新年会)のアトラクションで4曲の舞踊を披露する為 準備をしているところです
ゆっくりおやすみ
by ハンディクラフト (2007-01-19 22:08) 

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