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ゴーヴィンダは政治家だったの? [インド・トリビア]

印シン政権、22日信任投票
7月12日、産経新聞
 インドの左翼4党がシン政権の閣外協力を解消したことを受け、同国下院(定数545)が21日に臨時招集され、22日にシン政権の信任投票が行われることになった。
 米印原子力協力協定の発効に反対する左翼4党(計59議席)が閣外協力解消を決めた後、国民会議派を中核とする連立与党は野党、社会党(39議席)の支持を確保。ただ、ロイター通信の集計によると、与党勢力が過半数を制するにはまだ4議席足りない。政権崩壊の危機にひんするシン首相は、少数野党の協力を取り付けたとして過半数維持に自信を示している。
最近の新聞では、まさにこの連立与党が新任投票で過半数を確保できるのかでもちきりである。インドはやたらと政党数が多いのが特徴的な国であるが、与党国民会議派が少数野党の政策綱領にどこまで妥協して支持の取り付けを進められるのかが焦点となっており、与党による少数野党懐柔策の進捗状況が連日報じられている。誰は支持に投票する、誰は不支持を決めたとか、そうした情報が飛び交っているのである。

連立与党が辛うじて過半数は確保できるのではないかとの予測がある一方で、18日(金)のHIndustan TImes紙に面白い記事を見つけた。元々国民会議派から2004年の総選挙で立候補して当選した与党の下院議員が本当に信任投票に駆けつけてくれるのかという内容の記事であるが、その中に意外な人の名前があった。
Govinda.jpg
ボリウッドのスーパースターの1人、ゴーヴィンダである。


驚いたことに、彼は国民会議派から立候補して当選し、なんと下院議員を務めていたのだが、さらに驚きなのは、このスーパースター、これまで下院会期中に一度しか国会(Lok Sabhaというらしい)に出席をしていないらしい。この1回しか議場に現れなかったスーパースターは、与党の信任投票にはちゃんと来るのかどうか、シン政権の将来がかかるだけに大変大きな関心を呼んでいるようである。

映画俳優が抜群の知名度を利用して政界に進出するというのはよく耳にする話である。有名なのはアミターブ・バッチャンだが、確か「スーパー☆スター」ラジニカーントも議員をやっていた時期があるらしい。だからあっても決して不思議はないが、ボリウッド随一の喜劇王まで議員だったというのにはちょっと驚いた。

議員が議場欠席しまくっていてもおとがめがないインド国会というのはなんてところなのだろうか。また、自分が選んだ候補者が国会審議を欠席しまくっているのでは、投票した有権者も報われないだろうなと思わずにはおれないが、それでもそういう映画俳優を立候補させてしまうというインドの有権者もある意味驚きものである。民主主義の先進国も、案外やっていることはどこかの島国と変わらないのかもしれない。
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kobakoba

何だかどこの国も同じようですね 流石に1回しか登院しないという議員は日本にはいませんが 有名人を立候補させ その人に投票して当選させるというのは 同じですね そして 苦しむのも国民なんですが
by kobakoba (2008-07-19 07:54) 

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