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マグサイサイ賞と日本人 [備忘録]

前回「マグサイサイ賞とインド人」というテーマでインド人の同賞受賞者の一覧表を作ってみたが、次に当然涌く疑問として、「それじゃあこれまでに同賞を受賞した日本人23人の顔ぶれや如何に!」ということがあるだろう。そこで、ウィキペディアを使って調べてみた。

Government Service 3人
1964 Yukiharu Miki - Japan (三木行治・岡山県知事)
1974 Hiroshi Kuroki - Japan (黒木博・宮崎県知事)
1995 Morihiko Hiramatsu - Japan (平松守彦・大分県知事)

Public Service 2人
1968 Seiichi Tobata - Japan (東畑精一・経済学者)
1988 Masanobu Fukuoka - Japan (福岡正信・自然農法創始者)

Community Leadership 2人
1974 Fusaye Ichikawa - Japan (市川房枝・婦人活動家)
1976 Toshikazu Wakatsuki - Japan (若月俊一・佐久総合病院院長)

Journalism, Literature, and the Creative Communication Arts 5人
1965 Akira Kurosawa - Japan (黒澤明・映画監督)
1969 Mitoji Nishimoto - Japan (西本三十二・教育学者)
1972 Yasuji Hanamori - Japan (花森安治・編集者『暮しの手帖』創刊)
1973 Michiko Ishimure - Japan (石牟礼道子・作家)
2008 - Akio Ishii - Japan (石井昭男・明石書店社長)

Peace and International Understanding 11人
1967 Shiroshi Nasu - Japan (那須皓・農学者)
1971 Saburo Okita - Japan (大来佐武郎・エコノミスト、元外相)
1980 Shigeharu Matsumoto - Japan (松本重治・ジャーナリスト)
1984 Jiro Kawakita - Japan (川喜田二郎・文化人類学者、KJ法創始者)
1993 Noboru Iwamura - Japan (岩村昇・ネパールで活躍した医師)
1994 Eduardo Jorge Anzorena - Argentinian in Japan
    (ホルへ・アンソレーナ・司祭、スラム改善活動)
1996 Toshihiro Takami - Japan (高見敏弘・「アジア学院」創設者、農村指導者育成)
1997 Sadako Ogata - Japan (緒方貞子・国連難民高等弁務官)
2001 Ikuo Hirayama - Japan (平山郁夫・画家、文化財保護)
2003 Tetsu Nakamura - Japan (中村哲・NGO「ペシャワール会」現地代表)
2003 Seiei Toyoma - Japan (遠山正瑛 ・鳥取大学教授、砂漠緑化活動)

Emergent Leadership
該当者なし

「平和・国際理解」部門でやたらと強いのが特徴的であり、逆にインドと違って「コミュニティ・リーダーシップ」部門に受賞者が少ないというのも興味深い。NGOの方が多く含まれているが、こういう方々が「平和・国際理解」部門で受賞されているということは、国内での地域社会への貢献ではなく、途上国の社会開発への貢献の方で評価されているような気がする。国内での活動を全くされていないというつもりはないが、日本の国際協力NGOの多くが国内での地域活動から派生的に国際協力に向かって行ったというよりも最初から国際協力を志向していたというところが大きいのではないかと思う。もう1つは、日本国内では「コミュニティ・リーダーシップ」を云々せずとも経済は成長してきたので、社会問題でリーダーシップが求められるような局面が比較的少なかったのではないかという推測もできるだろう。

少しでも国内での地域活動のリーダーの方々を見てきた僕にとっては寂しい気もするが、高齢化が進み人口もどんどん減ってくるこれからの日本では、「コミュニティ・リーダーシップ」というのがもっと求められてくるのではないかと思う。
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