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都市の高齢化進む [少子高齢化]

老年人口最高22%―総務省推計、都市部で高齢化進む
 総務省が16日発表した2009年10月1日現在の推計人口では、65歳以上の老年人口が総人口に占める割合が22.7%に達し、過去最高を更新した。なかでも都市部とその近郊の高齢化が鮮明になっている。
 老年人口の伸びを前年比でみると、埼玉県(4.9%)が最も高く、千葉県(4.7%)、神奈川県(4.3%)が続いた。一方、秋田県や鳥取県などの地方は低い伸びにとどまっている。
 埼玉、千葉、神奈川では、75歳以上の人口の伸びも5%を超えた。全国平均の3.7%を大幅に上回っている。
 都市部ではもともと、総人口に占める高齢者の割合が地方より低かった。だが1960年代前後に仕事を求めて都市部に集まった世代が高齢化し、ここにきて高齢者の割合が上昇している。
 首都圏郊外の新興住宅地などに住む「団塊の世代」を中心に、都市部の高齢化はさらに急ピッチで進む。高齢化問題の焦点は地方から都市部に移るとの見方も出ている。
 だが課題は山積している。独り暮らしの高齢者の割合は、地方より都市部の方が高い。コミュニティー活動が地方ほど活発ではないため、孤独死が社会問題となっている。住宅や公共空間のバリアフリー化、老人施設の整備も遅れており、ハード・ソフトの両面で高齢化対策が求められる。
出所:日本経済新聞 2010年4月17日
この統計の発表には今さら驚かない。予想されていたことで、農村部の高齢化率に比べて都市部の高齢化率の上昇が多少のタイムラグを伴って始まるのは当たり前のことだ。但し、記事には少しだけ反論しておきたい。「高齢化問題の焦点は地方から都市部に移る」というのは言い過ぎだ。地方の高齢化の問題を軽視するような記述はいかがなものかと思う。

PopulationProjectionH21.jpg
《総務省 人口推計平成21年11月確定値》*クリックで拡大表示されます

【関連サイト】
*総務省人口推計月報(平成21年11月確定値、平成22年4月概算値)(2010年4月20日発表)
 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/tsuki/index.htm
*総務省人口推計(平成21年10月1日現在)(2010年4月16日発表)
 ‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐
 http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2009np/index.htm

先月末から今月始めにかけて僕が一時帰国していた時、週刊ダイヤモンドが「無縁社会」という特集を組んでいた。「無縁社会」といえばすぐに連想されるのは今年1月末にNHKが放送した番組「NHKスペシャル 無縁社会~”無縁死”3万2千人の衝撃~」である。僕はこの番組自体はリアルタイムでは見ていないが、たまたま一時帰国中だった4月3日にその再放送と「追跡!A to Z 無縁社会の衝撃」をまとめて録画し、デリーに戻って来てから見た。

週刊 ダイヤモンド 2010年 4/3号 [雑誌]

週刊 ダイヤモンド 2010年 4/3号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2010/03/29
  • メディア: 雑誌
特集 無縁社会―おひとりさまの行く末
Part 1 無縁社会の実態
 途絶えた血縁、地縁、社縁 静かに深く進む「無縁社会」
 Column 身元も不明の究極の孤独死 行旅死亡人の悲しい最期
 NHKスペシャル「無縁社会」制作者座談会
 無縁死や経済的弱者を救う新しい葬送サービスの登場

Part 2 "予備軍"たちの焦り
 "暮らし縁"を育み孤独を回避 「仲間と住む」という生き方
 Column 日雇い労働者の住居問題を解決 西成の「生活支援型マンション」
 地縁、血縁を当てにしない 「女縁」をつくるおひとりさま
 Interview 上野千鶴子(東京大学大学院教授)
 崖っ縁"中年童貞"が急増 「孤男」「毒男」たちの不安
 Column 草食系男子、アラフォー男性は意識改革したうえで婚活を
 Interview 香山リカ(精神科医)

Part 3 解決策はあるか?
 コミュニティでの取り組みと「孤独にさせない」ための備え
 Column 携帯依存で名簿がない! 同窓会を開けぬ世代の登場
 介護保険制度の導入で消えた孤立高齢者を支援する諸施策
とても重い内容である。元々、NHKスペシャルのフォーカスは都市部の高齢者の孤独死だったようなのだが、この番組を見て「他人事ではない、将来自分もそうなるに違いない」と思った若者が多かったようで、放送直後から2ちゃんねる等で意見が交わされるようになったのだという。僕が我が子に「コミュニケーションがちゃんと取れる人間になってほしい」と思うようになったのは、これらメディアからの情報に接したからだし、それをステップにして、地域の福祉向上に貢献できる人に育ってほしいという期待は早くからしている。また、同世代の者同士のコミュニケーションではなく、家族以外で異世代の地域の人々とのコミュニケーションがちゃんととれる人間になってほしい。

勿論、子供にそう期待するだけではなく、親自身が実践しなければ子供達の経験値を上げることなどできない。週刊ダイヤモンドの特集記事は、日本社会の暗部ばかりではなく、そんな中でも地域で起きてきている取組みにも光を当てている。それをそのままではないにせよ、自分にできることはしていきたいと思っている。

*NHKスペシャル「無縁社会~”無縁死”3万2千人の衝撃~」(2010年1月31日放送)
 http://www.nhk.or.jp/special/onair/100131.html

*NHK「追跡!A to Z 無縁社会の衝撃」(2010年4月3日放送)
 http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/file/list/100403.html
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田舎の父ちゃん

なんか自分のことのように思える。

親が見本をみせて、コミュニュケーションを果たしてとっているだろうか?
考えさせれます。
by 田舎の父ちゃん (2010-04-22 16:14) 

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