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このブログを読んでインドでNGO訪問を考えた人へ [シルク・コットン]

【注意】もしこの記事を読んで、インド・オリッサ州のフェリシモの事業地に実際に行って見てみたいと思った方は、実際にインドに渡航される前に、必ずフェリシモに連絡をして、相談して下さい。事業地自体は平地で治安上の問題は少ないと思われますが、そこまで辿り着く行程では左翼ゲリラの影響下にある地域をどうしても通過せねばなりません。外国人の単独行動は非常に危険です。フェリシモの方々も現地に入られる時は、事業を実施してくれている現地NGOの事務所担当者と必ず連絡を取り、一緒に行動しています。もし単独行動の結果何かしら事件や事故に巻き込まれたりしたら、事業の存続自体が困難になります。常識的な行動をお願いしたいと思います。
本日、インド・オリッサ州カラハンディ県でフェリシモが支援しているオーガニックコットン栽培普及支援事業「ピース・バイ・ピース・コットンプロジェクト」(PBPCP)について言及している全てのブログ記事に、上記の注意書きを急遽挿入することにし、即時対応した。

こんな出来事が先週起こったからである―――。

ある日本人女子学生が、PBPCPのオリッサ事業地をアポなしで突撃訪問し、現場にたまたまいた現地NGOのスタッフがなんとか応対して、コットン畑やジン工場を案内したらしい。しかも、この学生さんは、プロジェクトの現地事務所の住所を正確には知らず、最寄り駅で州政府関係の事務所で聞いたりしてうろちょろしたらしい。このNGOのハイデラバードの本部事務所にいたプロジェクト担当者によると、この学生は英語が覚束ないのであまりうまくコミュニケーションできたとは思えないが、どうもフェリシモの顧客の1人か、あるいは何かのメディアを通じてフェリシモのPBPCPを知った人で、インド旅行の際に足を延ばしてオリッサに来たらしいとのこと。

僕がこの出来事をここで取り上げるのは、その学生がPBPCPについて知った情報源が僕のブログかもしれないと思ったからである。だとすれば責任の一端は僕にある。オリッサ州カラハンディ県がどういうところかは情報発信はこれまでもしてきたが、周辺の山間地には左翼ゲリラ「ナクサライト」の支配地域があり、現地事情をよく知っているNGOであっても、夜間の移動や目立つ服装は絶対控えるところであるという点を、このブログではきちんとお伝えしていなかった。その学生さんはバラナシからオリッサ州ブバネシュワルを経由してカラハンディ入りしたらしいが、外国人の、しかも若い女性がこの地域に1人で入るなんて軽率もいいところで、しかもプロジェクトの事務所の住所を知らずに町の中をうろちょろしたというから、それこそ「許しがたき暴挙」だと思う。

一部の人のこんな軽はずみな行動で、万が一何らかの事件や事故が起きてしまった場合、折角何年もかけてPBPCPの立ち上げにまで漕ぎ着けたフェリシモの関係者の方々の努力が、一瞬のうちに吹き飛んでしまう。それだけならまだいいが、フェリシモ自体の企業イメージに傷を付けることにもなりかねない。

また、たとえ無事に訪問終了できたとしても、アポなしでいきなり訪ねるという行為は、その日プロジェクトのスタッフがやろうとしていた活動は日程変更を余儀なくされ、応対に追われるという結果になる。実際、フェリシモが提携している現地NGOのフィールドスタッフは、コットン畑やジン工場にその訪問客を案内するという対応をしている。現地NGOの側からすれば大切なスポンサーを通じたお客様だから無碍にはできないが、こんな訪問のされ方は本音のところでは大迷惑だろう。

以上は別にPBPCPに限った話ではない。僕もこのブログでは多くの現地NGOの優れた活動を紹介しようと心がけてきた。中には実際に訪れて人間関係を作っているところもある。単に新聞や雑誌の記事を紹介しているだけのブログ記事ならともかく、実際に事業地訪問した上でブログで紹介している団体については、ブログ管理人に対してそれなりの敬意を払って欲しいと強く希望する。僕は訪問記録をブログで公開することについては一応の許諾は先方のNGOから取り付けているし、事業広報の一環だとして先方もグダグダ言うことはないだろうが、アポなし突撃訪問は礼を失する。僕の書いた記事を読んで訪問しましたと言われると、僕に対しても、「ちょっと何とかしてよ~」なんて言いたくもなるかもしれない。僕の信用にもかかわってくる。

だから、もしこのブログで紹介しているインドのNGOを実際に訪ねてみたいと思った人は、先ずは僕に連絡してきて欲しい。(コメント欄に連絡先を書いていただければ、すぐに連絡先をメモしてコメントは削除する。)そして、冒頭の繰り返しになるが、PBPCPについては、必ずフェリシモに事前に相談して欲しい。
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suzuran

怖さを想像できない人が、一番怖いと思います。
by suzuran (2011-02-15 23:04) 

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