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女性に優しくない国 [インド・トリビア]

インドは女性にとって世界で4番目に安全でない国
India is fourth-most unsafe place for women, says study
2011年6月16日(木) Times of India紙
【ニューデリー発】 女児堕胎や乳幼児虐待死、売春といったケースが多いことから、インドは女性にとって世界で4番目に危険な国だとする報告書がまとまった。
 アフガニスタンが世界で最も女性にとって危険な国で、コンゴ民主共和国、パキスタン、インド、ソマリアがこれに続く。女性の権利を法的に支援し、法的情報のハブとなっているトムソン・ロイターのTrustlaw Womenが行った調査で明らかになったもの。 上位5ヵ国のうち、3ヵ国が南アジアにある。
 この調査は、5大陸にまたがる213人の専門家に、全体的な危険度と6つの主要カテゴリーについての国別ランク付けを求め、得た回答を総合したもの。6つのカテゴリーには、リスク、健康上の脅威、性的暴力、非性的暴力、文化や伝統、宗教に根差した有害な行為、経済資源へのアクセスの欠如、売春が含まれる。
 『インドが4位になったのは、女児堕胎や乳幼児虐待死、売春によるものです』――調査結果はこう語っている。2009年、マドゥカール・グプタ内務事務次官は、インドでは少なくとも1億人が売春に関与していると発言している。中央調査局(CBI)の予測によると、2009年には、売春の90%が国内で発生しており、売春婦の総数は300万人にも及び、うち40%は子供だという。
 女性に対するその他の搾取行為としては、強制労働や強制結婚がある。「インドでは、5000万人近い女児が過去1世紀の間に行方不明になっています。その主な理由は女子乳幼児の虐待死や女児堕胎です」と国連人口基金は発表している。
URL:http://articles.timesofindia.indiatimes.com/2011-06-15/india/29661500_1_human-trafficking-female-foeticide-infanticide
先々週、バンガロール滞在中に読んだ新聞記事を1つご紹介する。

記事の中にある「6つのカテゴリー」が実際には7つ挙げられており、どちらが正しいのかわからない、脇の甘い記事だと思うが、女性にとって厳しい国だというのは納得がいく評価だと思う。インド駐在員だった頃、女性の部下を1人で出張させるのには少しばかりの躊躇をいつも感じていた。日本人女性のバックパッカーを見ると、余計なことながら大丈夫かと思ってしまった。

今回、南インドのカルナタカ州南部やそれに隣接するタミル・ナドゥ州の養蚕農家を訪問してインタビューをしていて気付いたのだが、カルナタカ州ではインタビューに応じる農家の代表者以外はあまり表に出てこないが、タミル・ナドゥ州でインタビューを行なった際には、家族が総出でそのインタビューの行方を見守っていた。もし主人がちょっとでも間違ったことを言ったら、即座に奥様から「それ、違うわよ」と訂正のコメントが飛んできた。

南インドを歩いてみて、労働力不足がかなり深刻になってきている状況を目のあたりにした。そうした状況に対して農家が適応しようという戦略はいろいろあるようだが、家族の動員というのも1つの手段であるように思えた。要するに奥様や年老いたご両親も動員するというもので、実際のところ何かしらの副業をやっているご主人に代わり、実質的に奥様が養蚕の作業を取り仕切っている農家というのが結構目立った。

携帯も持ち、ご主人が市場に売りに出す繭がいくらで売れたか電話でご主人からの連絡を受ける奥様もいれば、実際に財布も別で自分の判断で買い物をしているという奥様もいた。

インドは国が広い。アンケートに応じたジェンダー問題の専門家と思しき人たちが、普段どこに住み、どこをフィールドにしてこの問題について見ているのかによって、評価結果には偏りが出るのかもしれないなと思う。勿論、短期間のインタビューで家の中で起きている実態まで見出すことは難しかったかもしれないが。

コンゴ民主共和国がアブナイ国だというのは納得がいくな…。
タグ:ジェンダー
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