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息子の高校卒業に思ったこと [家族]

昨日、うちの長男が地元の公立高校を卒業しました。卒業式が土曜日に挙行されたおかげで、僕も参列することができました。

息子の卒業式を眺めながら、僕自身の卒業式の日はどうだっただろうかと思い出していました。

式そのものよりも、3年間ずっと気になっていたクラスメートの女の子に、自分の気持ちを伝えるかどうかで頭の中がいっぱいだった1日だったのをよく覚えています。高校を卒業し、僕は東京の大学に進学しますが、その子は地元の短大。卒業式から数日後には自分は引越しで東京に向かいます。奇跡的にもクラスは3年間一緒でしたが、そうして長い時間を近くにいられたわりに、卒業式を終えればお別れです。式の後で話せる機会がありました。でも、1対1の場面ではなかったので、結局言いそびれました。代わりに、下校時に一緒にラーメンを食べに行った親友に初めて自分の思いを伝えました。彼女が他の同級生と付き合っていたのは有名な話だったので、僕の気持ちを聞いた友人は、「知らなかった」と驚きます。それでも、「それは後で電話ででも伝えた方がいい」と言ってくれました。でも、結局その勇気も起こりませんでした。

僕の高校生活最後の1日は、こんな感じでした。うちの息子は、どんな気持ちでこの日を迎えてたんだろうか…。

高校を卒業して東京の大学に行きたいと希望していた息子を持ったうちの両親にとっては、高校卒業は親の庇護下にあった子供が、責任ある社会の一員として親元を巣立っていく記念の日だったのではないかと思います。大学生活は高校生活の延長ではありません。僕は上京して、部屋数がわずか7という小さな学生寮に入りました。そこで初対面の、それぞれ通学する大学も異なる先輩や同期生と共同生活を送る中で、社会やコミュニティの中での振舞いやマナーを学ぶことができました。

翻ってうちの息子は、受験勉強のとっかかりが遅かったことが決定的に響き、準備不足のまま受験に突入し、結果は惨憺たるものでした。1年間の浪人生活がほぼ確定で、その間は我が家で居候です。東京に住んでいて自宅から通える大学を志望しているんだから、1年後に首尾よく大学に進学できたとしても、親元を離れるわけでもありません。

今の子供達が、昔よりも恵まれているようで恵まれていないと感じるのは、東京で生まれ育ち、そのまま親元から離れる機会もなく大学にも通い続けられる今の子供達は、どこで成長のきっかけを得られるのか、よくわからないというところにあります。妻は言います。今は情報が溢れかえっていて子供達では判断できないから、親が調べてやらないといけないと。この話になると毎回妻とは口論になりますが、そうやってると子供達はいつになったら親元から巣立って行ってくれるのか、僕にはよくわかりません。

やはり高校を卒業した以上は責任ある社会の一員。僕としては、1人の大人として、息子には接したいと思います。親がつべこべ言わなくても、自分で考え、行動し、自分を律することができる人間になっていって欲しいものです。自分がちゃんとやらなかったことの結果は、自分でちゃんと責任を取ること。失敗から学び、同じ失敗を繰り返さないこと。受験の敗因分析は自分で行い、克服するために何をやったらいいかを自分で考え、1年後の捲土重来にもつなげていって欲しいものです。

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いっぷく

ご卒業おめでとうございます

by いっぷく (2016-03-22 19:59) 

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