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高地のマラソン大会 [ブータン]

ブータンでランニングはできるのか―――。

剣道とランニングで海外赴任に見合うだけの健康状態を取り戻した僕としては、これは大きな関心事だった。まあ剣道は無理だろうというのは予めわかっていたので、竹刀/木刀と防具は持ってきたけど、当分の間は1人で素振りだろうと覚悟はできていた。

では、ランニングはどうだろうか。赴任する前に東京でいろいろな人に聞いてみたけど、確証は全くなかった。「ティンプーではフルマラソンの大会もある」なんて言う人もいたが、実際走ったわけではないらしい。だいたい、首都のティンプーは小さな町だから、フルマラソンなんてコース設定はどうやってやるのかわからない。郊外にまで足を延ばすにしても、相当起伏に富んだコースになるだろう。

半信半疑だったので、履きつぶしてもいいシューズしか持って来なかった。僕はここ数カ月ニューバランスのシューズしか履いてこなかったのに、持って来たのは履き慣れてないアシックスのスカイセンサーだけ。

案の定、現地入りしてこちらで働いている人に訊くと、どうもそこら中でマラソン大会は行われているらしい。ティンプーのマラソン大会にも出た人が職場にいた。大いに後悔。

その第一弾は、奇しくも僕が現地入りした最初の週末に開かれた。

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これは4月30日(土)にチャンリミタン・スタジアムで開催された「オリンピック記念日」を祝う5kmファンランの模様である。ブータン五輪委員会が国内各所を会場に毎年開催しているスポーツイベントの一環で、市内の小中学校に通う生徒を集め、柔道、テコンドー、弓、卓球、バスケットボール、ゴルフ、サッカーなど、ブータンで行われているスポーツを体験してもらおうというものだ。体験してもらい、その種目に関心を持ってもらい、競技人口の底辺拡大につなげようという意図が感じられる。

そんなイベントの一環として開催されたファンランは、9歳から14歳の生徒が参加して行われたが、一般参加も一応OKというものだった。(但し、実際は走ってなかったけど。)

スタートシーンを見学しながら、自分も出たい衝動に駆られた。ただ、前回も書いた通り、僕はまだ高地馴化のプロセスにあり、そもそもまだ息が切れる運動は一度もしていない。コースもわからない中でいきなり5km走るのは相当危険なので、泣く泣く今回は見学することにした。

面白かったのは、スタートは多くの応援客がいたのに、ゴールで出迎える応援客がほとんどいなかったことだ。5kmを走るというのは小中学生には大変なことなので、それを完走してゴールに向かうランナーには拍手を送るのが当たり前だと僕らなら思うが、そもそも拍手や声援を送っていたのはなんと僕だけだった。走っている子どもたちも結構ゆるくて、上位のランナーはそれなりに頑張って走っていたけれど、後になればなるほどダラダラ歩いているランナー(?)が多くなった。そんなものなのかとちょっと戸惑った。

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イベント会場で五輪委員会の関係者の方にお話を伺ったところ、やはりマラソン大会はブータンでも結構行われているらしい。とりわけ有名なのは3月に開催される「ブータン国際マラソン」で、来年は中部のプナカをスタート/ゴールとして開催されるとのことで、既にウェブサイトも出来上がっている。日本からの参加者も多いそうで、前回の最年長ランナーは日本人で80代の方だったと聞いた。
http://bhutaninternationalmarathon.com/

僕が日本でも走っていたランナーだと知ると、「それなら6月のコロネーション・マラソンには出たらいい」と言われた。6月2日に西部の町ハで開催されるもので、フルの部とハーフの部がある。ハの町は海抜が2700メートルあるので、ティンプー以上に走るのには気を使わなければならない。ティンプーで走っているなら大丈夫だと言われたが、それを未だ始めてないもので…。
http://bhutanathletics.com/index.php/news-announcements

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ただ、これらの情報に相当に胸がときめいたのは事実。高地馴化の過程では自重していたジョギングも、そろそろ再開したいと思い、今日(5月1日)は早朝市内ウォーキングに繰り出した。1時間少々で市内を1周するコースで、ティンプー・チュ(川)の対岸の舗装道路を走る区間では、下りを利して2kmほどジョギングも入れてみた。動悸息切れは全く起こらず、気持ちよく走れた。どうやら高地馴化は十分できたようだ。

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《対岸から見たティンプーの街》

僕の家探しも大詰めで、候補地は1カ所に絞り込んだ。後はどの部屋にするかという問題。市内1周するジョギングコースを決めやすいというのもそこに決めた理由の1つである。1カ月でどこまで準備できるかわからないが、ハーフぐらいならエントリーしてみようかと思う。

タグ:マラソン
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