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ダンタック路肩看板写真展(ティンプー~パロ) [ブータン]

インド工兵隊『プロジェクト・ダンタック(DANTAK)』は、日本のブータン向け国際協力よりも長い歴史を持ち、ブータンにとって最大の恩人であるともいえる。ティンプーから南部国境の町プンツォリンまでの国道だけでなく、途中のチュゾムからパロまでの国道、チュゾムからハまでの国道、さらには、シムトカから東に延びる東西ハイウェイの維持管理も請け負っている。モンスーン期に限らず、土砂崩れが多いのがブータンの道路だが、それをあっという間に復旧工事をやって開通させてしまうダンタックの力はすごい。

それをまざまざと感じさせられたのが、昨年7月に崩落したチュカ県カムジ村近くで起きた大規模な土砂崩れの時だった。国道がそのまま流され、復旧するにもベースとなる地盤がないこの地で、ダンタックは崩落から4日間ほどでベイリー橋を仮設した。あれから10ヵ月が経ち、先月久しぶりにプンツォリンまで出かけたところ、仮設橋だった場所は完全に道路に生まれ変わっていた。

国際空港があるパロと首都ティンプーの間の道路は、土砂崩れが頻発する危険地帯だが、万が一崩れても、その後の復旧はダンタックが威信を賭けて取り組む。ダンタックの駐屯地はそこら中にある。すぐに出動できるようなへき地にでも設置されている。先週の公共事業省が主催した会議で、「道路維持管理センター」の設置が政府への提言として挙げられていたが、これはダンタックの駐屯地に倣って考案されたものだと思う。

そんなブータンにとっての心強~い味方、ダンタックは担当道路の路肩に多くの一風変わった標語を書いた看板を敷設しているのに気付いたのは、赴任してきてすぐのことだった。特に面白いメッセージが多いと思ったのはチュゾム~ハ間の道路で、暇があればその看板を写真におさめ、自分のコレクションにしたいとひそかに思っていた。今月前半で大きな行事は終わり、今週末は久しぶりに何にもない休日をグダグダ過ごせそうだったので、かねてから密かに狙っていた写真撮影旅行を敢行した。

取りあえずはティンプーからチュゾム橋を経由してパロまで行き、パロの街までの間で見かけたダンタックの看板を片っ端から写真におさめた。合計すると60枚にも及ぶが、それを全部ブログで紹介するのは大変なので、ブログにアップする前にFacebook上で友人に人気投票してもらい、1票でも入った16枚をここでご紹介する。

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―――そして、僕のFB友が最も多く票を投じてくれたのが、次の2枚であった。

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このうち「結婚してるなら、スピードとは縁を切れ」は、僕のまわりでも「これはいい」という声を多く聞いたメッセージだ。こういう看板のメッセージをちゃんと識別できるぐらいにまでスピードを落として走れれば、山間地の安全運転にもつながるだろう。こういうグネグネ道をぶっ飛ばすのは、往々にしてVIPの車なんですけどね(苦笑)。

どうでしょうか。こんな看板がそこら中に設置されていると、次は何が書かれているのかなと楽しくなってしまう。ブータンの国内移動は長旅。景色を見るのも楽しいが、こんなメッセージが路肩で見られると、それを見るのも楽しみだ。しかも、道路交通に絡む話ばかりじゃなく、人生訓みたいなものまで書かれている。勿論、英語のお勉強にもなる。

また、写真でお気づきの通り、これ描いている部隊は少なくとも3チームほどあるみたいだし、こんなアホな写真撮影ドライブをやっていちいち停車して看板の裏表を見て初めて気付いたのだが、裏と表で別のメッセージが書かれているケースもかなり多かった。このシリーズ、今後も不定期でやります。

―――ところで、人気投票とは別で、僕のイチオシ標語はこれです。

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明日は父の日。なんか家族に会いたくなってしまった…。
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