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『よくわかる水処理技術』 [仕事の小ネタ]

入門ビジュアルテクノロジー よくわかる水処理技術 (入門ビジュアル・テクノロジー)

入門ビジュアルテクノロジー よくわかる水処理技術 (入門ビジュアル・テクノロジー)

  • 作者: 栗田工業
  • 出版社/メーカー: 日本実業出版社
  • 発売日: 2006/06/15
  • メディア: 単行本
内容(「BOOK」データベースより)
水処理について最初に読むのに最適の一冊! 水道水はどうやってつくる? 純水ってどんな水? 工場での排水処理は? 有害物質をどうやって取り除く? 水をキレイにするための基礎の基礎から最新の処理技術までイラスト図解でやさしく解説。学生、仕事で必要な人、資格試験対策にオススメ。化学は苦手という人でもわかります。

昨年9月に一時帰国した際、購入。にわか勉強のためにと思って買ったのに、その「にわか」をやる時期が現在に至ってしまった。直近で今まで読んで紹介してきた本のラインナップからすると何の脈絡もないが(笑)、1月25日を境に次の里程標は2月6日であり、それに向けての頭づくりとして、水処理技術をざらっと勉強しておこうと思って読んだ。

見開き2頁で1つの技術について解説。左側が本文で、右側がイラストとなっている。180頁弱のボリュームだが、実質は90頁ない。自分の今の課題とは関連性が薄い記述もあるので、そこはすっ飛ばし、パラパラめくってはい読了となった。

ひと口に「水処理技術」といっても、処理する水の性質により、適用される技術がかなり違うという、人から見たら当たり前のことなのかもしれないが、僕にとっては新たな発見だった。例えば、ブータンの都市居住者が使っているトイレットペーパーは中国製やインド製が多いが、日本のお尻にやさしいトイレットペーパーと違い、結構ごわごわである。力を入れて拭くとお尻の穴周辺が痛くなることもあるが、同様にこのごわごわのペーパーは排水管にもやさしくなくて、さらに言えば汚水処理自体にも影響を与えるらしい。唐辛子を多用する食事も、生活排水の性質に何らかの特徴を与えているのかもしれない。それらを踏まえての技術適用であるべきということになる。どこの水処理施設も基本原理は一緒だろうと勝手に思っていたけど、こんなにバラエティに富んでいるんだというのは知らなかった。

その上で、僕が知りたかったのは土壌を利用した汚水処理の技術なのだが、それにドンピシャの記述があったわけでもないけれど、一般的な汚水処理施設の構造を知れただけでも本書を読む価値はあったかなと思う。あとは、ピンポイントでこの技術の解説をしている文献を読むぐらいしか方策がないのだけれど、なんとかなるでしょう。

なお、2月6日というのは、以前ブログでも「Pen+下水道のミライ」という記事でご紹介した下水道絡みのイベントがある日である。よって、本来は水処理技術の話で本稿も進めた方がいいのだろうが、前回までの地域おこし関連の書籍の紹介とそこで展開してきた考察を踏まえれば、こういう技術が導入された下水道施設が出来上がったら、一般の人でも見学可能な施設として、きっちり公開させてしまったらどうかというアイデアを思い付いた。

例えば、橋梁とか学校とか、日本のODAで建設したインフラはブータン国内各地で見られるが、そういうのを観光資源化できないのかという、ちょっと突拍子もないアイデアである。訪問したら、近隣の家屋、お茶屋さんか小売店でカードを渡す。カードを10枚集めたら、カードホルダーを贈呈するとか。要は日本のダムカード、マンホール蓋の応用技である。それで立ち止まる客、それ目的の旅行客が増えたら、そこに地元の人のビジネスチャンスも生まれるかもしれない。

「エコツーリズム」なるコンセプトは既にブータンにはあるが、僕が思い付いたのは「テクノロジー・ツーリズム」。ティンプーのような都市に日本初の技術を入れた汚水処理施設でもあれば、最初のカードを集められる場になるかもしれないですね。

出てきた汚泥を使ってブルーベリー園でもできれば、都市住民のレクリエーションの場にもなるかもしれない。残念ながら、本書では汚泥処理の技術は紹介されているけれど、その汚泥がどう活用されているかについて、肥料以外の記述がなかった。本当に、技術の紹介に特化した内容だった。

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