So-net無料ブログ作成

『本物の英語力』 [英語一期一会]

本物の英語力 (講談社現代新書)

本物の英語力 (講談社現代新書)

  • 作者: 鳥飼 玖美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/02/17
  • メディア: 新書
内容紹介
発音はハチャメチャと完璧の間を狙う。語彙を増やすためには、とにかく「たくさん」読む。文法がまちがっていると「教養がない」と思われる。好きなこと、関心があることで英語を学ぶ。など、話すための基本、難関の試験克服法など日本人が「英語の壁」を乗り超えるための新常識10を伝授。英語が苦手な人でも、本書を読んで「英語なんて簡単さ」と自信を持とう!

英語を勉強の対象として捉えなくなってからどれくらい経つだろうか。そもそも英語力をつけるために勉強をしてきたわけではないので、英語学習法といった類の本は、ここ20年ほど読んだことがない。当然、NHKでやってる英会話系のテレビ講座などにチャンネルを合わせたこともない。ラジオで、「石川遼クンも愛用」と盛んに宣伝している「スピードラーニング」も、何だか胡散臭いものを感じていた。それなのに何故今頃こんな本を読んだのかというと、それが鳥飼玖美子先生の著書だったからだ。

昔、『百万人の英語』時代の鳥飼先生や國広正雄先生に憧れて、上智大学を目指した人間である。高校生時代の僕は、同時通訳者に憧れのようなものがあったので、『百万人の英語』で取り上げられた勉強法は、たいてい実践していた。國広先生が当時提唱されていた「只管朗読」は、特に実践していた。鳥飼先生はイスパニア語学科なのになんで英語がそんなにすごいのかとか、いろいろ考えたが、なんとか上智大学にすべり込んで自分も英語の勉強を専門的に始めてみると、周囲の帰国子女や高校時代に留学経験したクラスメートの次元の高さにカルチャーショックを受けた。

田舎でラジオ講座聴きながら自分なりに英語を勉強して都会に出てみると、自分のレベルなんてそんなものかと思った。少なくとも、僕の「カルチャーショック」というのはそういうものだった。同時通訳への憧れなどは、即座に吹っ飛んだ。鳥飼先生の授業も存在していたと記憶しているが、自分の力では、同時通訳のレベルには辿りつけないと挫折し、授業を取るには至らなかった。

それでも、大学生時代にペーパーバックを読めるようになったのは嬉しかった。1983年、最初にコナン・ドイルの『恐怖の谷』を読了した時の達成感は今でもよく覚えている。小中高生時代に日本語で読んであらすじを知っていたので、この本を選んだ。次に読んだのはイアン・フレミングの『007は二度死ぬ(You Only Live Twice)』だった。映画を見ていたので挑戦してみたら、映画と原作がちょっと違うなという印象を受けた。そして、事前にあらすじを承知してないのに小説を読み始めたのは、1985年、ケン・フォレットのスパイ小説『ぺトルブルグから来た男』や『鷲の翼に乗って』じゃなかったかな。ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズはもうちょっと後だったかと。

続きを読む


nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:
メッセージを送る