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『日経テクノロジー展望2017 世界を変える100の技術』 [仕事の小ネタ]

日経テクノロジー展望2017 世界を変える100の技術

日経テクノロジー展望2017 世界を変える100の技術

  • 編者: 日経BP社
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2016/10/22
  • メディア: 単行本
内容紹介
交通に大変革をもたらす「自動運転」やインターネット以来のイノベーションと呼ばれる「FinTech」、さらに速く、便利になるICT、見守りや災害対策など危険から人を守るテクノロジー、再生医療や介助ロボットなど、「人に寄り添うテクノロジー」が続々と登場し、あなたの仕事を、日常生活を、交通や住まいを、医療と介護を、産業を変えています。しかしテクノロジーには長所も短所もあり、その使いこなしを一人ひとりが考える時代を迎えつつあります。本書は2017年に実用が進む100の有望テクノロジーを厳選し、そのインパクトを簡潔に、わかりやすく紹介します。

これから3日間、またティンプーを留守にします。その間、おそらく全くネットのつながらない場所にいると思います。その前に、最近ようやく読み切った1冊をご紹介しておきたいと思います。

ブータンにいると、日本の技術に対する盲目の信頼感というのを強く感じる。信頼が過ぎて日本に頼る、ひいては自分達ではわからないのでというので丸投げにするというのがお決まりのパターンになっている。

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Pen+下水道のミライ [仕事の小ネタ]

Pen+(ペン・プラス) 大いなる可能性を秘めた 下水道のミライ (メディアハウスムック)

Pen+(ペン・プラス) 大いなる可能性を秘めた 下水道のミライ (メディアハウスムック)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2015/03/24
  • メディア: ムック
内容紹介
大いなる可能性を秘めた下水道のミライ―――。
いま下水道が面白い! なにしろミライが詰まっているのだから。汚水処理や雨水排除の最新技術はもちろん、なかでも注目なのが、エネルギー源としてのポテンシャルだ。汚泥処理の過程で製造される水素は、究極のエコカー“燃料電池自動車”の燃料として期待を集める。さらに下水道は、食料生産のミライをも変えつつある。 下水の資源を食に活かす〝ビストロ下水道〞が進行中だ。京都や神戸、横浜といった自治体の取り組みからも目が離せない。男性主導だった下水道業界で、技術職から事務職まで、あらゆるフィールドで活躍する〝下水道女子〞たちも増えてきた。あなたもぜひ、下水道の世界へ足を踏み入れてほしい。下水道が導くミライをもっと知りたくなるはずだ。

昨日のことになるが、下水処理技術を売りにする日本の中小企業の方に代わって、当地でその下水処理技術について、将来の土木エンジニアの卵である学生さん向けにプレゼンをやった。事前に最大15ページの英語論文まで提出を義務付けられたそれなりに手のかかるプレゼンで、4月後半の僕の多忙の根本要因となったのがこの仕事だった。

考えてみれば当たり前のことだが、日本の中小企業で、自社の持つ優れた技術を海外で英語で説明できるようなところは少ない。売りの技術も単に日本語をローマ字表記したものをそのまま使われ、セクシーな英語表記の技術名がない。単に英語表記だけの問題というならまだいいが、自社の技術のメカニズムを簡単に英語で説明した資料もない。いや、あるにはあるが、技術者が技術者に説明するような内容で、少なくとも僕のようなド素人には難解な記述であり、突っ込まれたら答えに窮したに違いない。

また、下水道ってちょっと難しくて、wastewater treatmentと、sewerageとsewage、drainage等の表現は、どうやって使い分けたらいいのかわからない。参考にできるのはその企業が既に海外で売りの技術を導入して整備された下水処理施設の効果を実証した研究論文のようなものなのだろうが、それもない。しょうがないからグーグル検索でその技術に関して第三者が書いている英語の論文を探し出して、それを読み込むようなこともした。

それでなんとか英語の論文を書き上げ、念のためにその会社の社長さんに送ってチェックを依頼したけれども、「英語はわからないのでお任せする」と即答されてしまった。こちらは、「下水道はわからないのでそちらにお任せしたかった」のですが(苦笑)。だから、最初は主執筆者をその社長さんにして、僕は第二執筆者でいいと思っていたのが、途中から、「これだけ苦労しているんだから、僕が主執筆者になろう」と思うようになった。自分の履歴書にも胸を張って書けるし。

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ビジネスマンが大学教授になる方法 [仕事の小ネタ]

ビジネスマンが大学教授、客員教授になる方法 (ディスカヴァー携書)

ビジネスマンが大学教授、客員教授になる方法 (ディスカヴァー携書)

  • 作者: 中野 雅至
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2013/09/09
  • メディア: 新書
内容紹介
労働市場の流動性が高まるこの時代、一流大学を出て大手企業に就職すれば一生安泰…という図式は崩れてきています。その中で、現在のキャリアに付加価値をつけるため、また、ほかの働き方を求めて転職するために、「大学教授になる」という選択肢があります。大学教授というと、博士号を取得し、助教、准教授を経て、運良く教授の席が空いたらなれるもの、と思われがちですが、今や半数が一般企業や団体からの転身組。しかも、公募からの採用が一般的です。さらに、最近増加中の客員教授・特任教授なら、副業として、こなしていくことが可能です。では、どうやったらなれるの?その裏技を、キャリア官僚から大学教授に転身した著者が実体験をもとに紹介します。

手前味噌な話だが、昨年、日本語で書いた論文が社内閲覧スペースで採用・公開された。これ以外に、クエンセルに記事を2本投稿して、1ページまるまる使って掲載していただいた。そして、2月に土日費やして必死で書いた英語の論文が、すったもんだの編集事務局とのやり取りの末、年末までにはジャーナル掲載された。

特に最後のジャーナル掲載論文はいい経験になった。最初に僕が書いた原稿は、査読者のコメントに二度答えてリライトしているうちにかなり贅肉は取り払われていったと思うが、採用が決まった後のエディターの英文校閲でメッタメタに編集され、かなりいい英文に生まれ変わったのである。「ああ、そういう言い回しがあるのね」とエディターのセンスの良さに感動してしまった。当然、僕の初稿は原形をあまりとどめていない形になってしまっているが、いい文章になって世に出たのは嬉しい。

その時の経験があって、英語で論文を書くということに対する心理的なハードルはかなり下がって2017年を迎えた。とりわけすさまじかったのはこの4月で、僕はまたまたクエンセルに寄稿し、1月からスタックしていた別の論文を書き上げ、さらに5月にブータンで開かれるセミナーでの発表のために事前提出する別の論文を書き上げた。土日はほとんどの時間を執筆に費やした。ブログの更新が滞った最大の理由は、その時間を執筆作業に充てていたからである。そして、再びブログ更新を始めたのは、4月の書き物がほぼ山を越えたからである。

自分の考えを世に問う、クエンセルへの投稿は名刺代わりに使えるし、他に書いた論文2本は当地にてジャーナル掲載を目指しており、採用されればまたエディターが美しい英文に化粧直しして下さるだろう。さすがに1カ月で3本というのは体にも無理を強いたようで、体調を崩した理由もこの辺にある。でも、それと引き換えに得られた―――というか、残せたものは大きいと思っている。

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『人と「機械」をつなぐデザイン』 [仕事の小ネタ]

人と「機械」をつなぐデザイン

人と「機械」をつなぐデザイン

  • 編者: 佐倉統
  • 出版社/メーカー: 東京大学出版会
  • 発売日: 2015/02/26
  • メディア: 単行本

内容紹介
私たちの身の周りにあふれるさまざまな「機械」。人類は機械を活用することで、生活環境を飛躍的に向上させてきた。しかし、原発事故の例にみられるように、そこにはかならず負の側面も存在する。そこで、デザインという視点から、人と機械の関係を問い直し、より良い未来社会の姿を展望する。

この本も、前回ご紹介した『海外でデザインを仕事にする』と同様で、自分が知っている人がインタビューで登場される章があり、僕の目下の関心事項とも共通する内容だったので、購入することにした。但し、中古品をBook Offで購入したのだが。

なにしろこの本、新品だとA5判でも定価が税抜きで3600円もする。さすがは東大出版会、相当強気の価格設定だ。この本が書店店頭に並んだ頃には既に存在を知っていたのだが、すぐ読みたいと思ったのが14章中1章しかないのに、3600円もの金額を払う気にはなれずに放置していた。それが、昨年の今頃たまたまBook Offで並んでいるのを見つけて、廉価で購入した。

但し、中には「謹呈 ヒューマンルネッサンス研究所」と書かれた短冊が入っていた。ということは、この本の編集出版に関わった人と何らかのつながりのあった人が、著者謹呈としてただで受け取った本を、中古本市場に横流ししたということなのだろう。Book Offの買取価格なんてたかが知れているが、何だか寂しいお話だ。せめて短冊は取ってからBook Offへ持ち込んで欲しかったものだ。

などと前置きを長くしてしまったが、内容的には読み手の問題意識によってはなんとでも読めそうな本だという印象を受けた。この本は元々はオムロンの傘下のシンクタンク「ヒューマンルネッサンス研究所」が東大の佐倉教授研究室に持ちかけて実現した共同研究プロジェクトで、人と機械の理想的な関係の未来像を構想するという目的で、東大つながりで様々な研究領域から研究者が参加、ヒューマンルネッサンス研究所の研究員とコラボして、3年間の研究の結果が本書にまとめられたものである。読み手の問題意識によってなんとでも読めそうだといのは、こうした分野横断的な知性が集結しての研究成果であることが一因だろう。

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『ビジネススクールでは学べない世界最先端の経営学』 [仕事の小ネタ]

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

ビジネススクールでは学べない 世界最先端の経営学

  • 作者: 入山 章栄
  • 出版社/メーカー: 日経BP社
  • 発売日: 2015/11/20
  • メディア: 単行本
内容紹介
ドラッカー、ポーターしか知らないあなたへ。
「ビジネススクールで学べる経営学は、最先端からかけ離れている!」
米国で10年にわたり経営学研究に携わってきた気鋭の日本人学者が、世界最先端の経営学から得られるビジネスの見方を、日本企業の事例も豊富にまじえながら圧倒的に分かりやすく紹介。世界の最先端の「知」こそが、現代のビジネス課題を鮮やかに解き明かす!

随分前にキンドルで購入していた本だが、今週になってようやく読む気になった。きっかけは今週出たある会議で、発言機会が得られれば自分の発言に箔を付けるのに「世界最先端の知見」というのから言えることを引用してやろうと考えていたことだった。

その会議は2日間行われたが、主催者にもいろいろな思惑があったのか、僕は円卓の最前列に座らせてもらえなかった。マイクがある最前列ならともかく、椅子しか置かれていない二列目には発言権はない。初日終了後に主催者に最前列に座らせて欲しいと訴えたけど、聞き入れてもらえなかった。僕はその会議に2日目、席を最前列にいただけることを期待して、おそらく1回しか回ってこないであろう発言機会を狙って、何を言うかをひと晩練り上げた。そのために参考にしたのが本書の第19章「日本の起業活性化に必要なこと(1)―簡単な『キャリア倒産』」第20章「日本の起業活性化に必要なこと(2)―サラリーマンの『副業天国』」第21章「成功した起業家に共通する「精神」とは」であった。非常に参考になった。

以前から度々指摘してきているが、起業して成功してやろうというギラギラ感をブータンの人々から感じることは多くない。なのに、昨年11月の世界企業家週間の一連のイベントでの議論を見ていると、融資へのアクセスが起業を妨げるボトルネックだとする意見一色の印象を受けた。ブータン人の若い人々の中には、いいアイデアを持っている人もいるが、いざそれを具体化させ、新規事業を立ち上げようとする段階で、腰が引けて煮え切らない態度を取る。そういう時はできない言い訳を並べ始める。

僕からすると、起業や新規事業立ち上げへの障害は、融資へのアクセス以外にもあるような気がしてならない。

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『フィードバック入門』 [仕事の小ネタ]

フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術 (PHPビジネス新書)

フィードバック入門 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 中原 淳
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2017/02/18
  • メディア: 新書
内容(「BOOK」データベースより)
年上の部下、育たない若手…多様化する職場の人材に対応できず、部下育成がおろそかになっている現代のマネジャーたち。そんな悩みを解決する、日本の企業ではあまり知られていない人材育成法、それが「フィードバック」。「成果のあがらない部下に、耳の痛いことを伝えて仕事を立て直すこと」と定義されるこの部下指導の技術について、基本理論から実践的ノウハウまでを余すことなく収録。「フィードバック」の入門書にして決定版の1冊。

以前、ある論文を書くときに、中原淳さんのセミナーでの発言録を参考にさせてもらったことがあるが、著書を読むのはこれが初めてである。僕が健康診断受診のために日本に帰っている間に発刊となり、日経新聞の広告欄でもデカデカと取り上げられていたこともあり、ちょっと読んでみようかと思って購入。日本からブータンまでの長い移動時間の後半、『インターネットの次に来るもの』読了後の読み物として手に取り、まさにパロ空港着陸の少し前にようやく読了した。

マネージャーの立場としては、本書の紹介欄の文章には惹かれるものがあったのは事実。但し、今僕が年上の部下や、育ってない若手で悩んでいるわけでもないし、成果が上がらない職場で苦慮しているわけでもない。世界中を見渡してどうかと言われると困るが、少なくともこの国においてはよく働いている職場である。だから、広告の殺し文句が心に響いたわけではないが、僕の部屋が個室になっているために、他のスタッフの執務室で普段何が起こっているのかが見えにくいという難点は抱えている。

個室にいるからコミュニケーションが少ないのだと口さがないスタッフに直言されたこともある。そういう人ほど僕とのコミュニケーションにメールを多用する。メール打ってる時間があるなら、直接相談しろと言いたいが、メールの使用は各々の出来上がった仕事のスタイルとも関連しているので、僕に合せろというのも難しい。取りあえず、その人だけに即答すればいいものはワンセンテンスのメールで返信。ちょっと込み入ったものは直接送信者の席に行って立ち話をする。また、庶務担当スタッフの仕事を半ば肩代わりする形で、書類を持ってその作成者のところに出向いて直接手渡して会話を交わすようなこともやる。今のところ、それくらいしかできていない。

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インターネットの次に来るもの [仕事の小ネタ]

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

〈インターネット〉の次に来るもの―未来を決める12の法則

  • 作者: ケヴィン・ケリー
  • 出版社/メーカー: NHK出版
  • 発売日: 2016/07/23
  • メディア: 単行本
内容(「BOOK」データベースより)
人工知能、仮想現実、拡張現実、ロボット、ブロックチェーン、IoT、シンギュラリティ―これから30年の間に私たちの生活に破壊的変化をもたらすテクノロジーはすべて、12の不可避な潮流から読み解ける。前作『テクニウム』でテクノロジー進化の原理を鮮やかに描き出した著者の待望の最新刊。ニューヨークタイムズ・ベストセラー。

ブータンに戻ってきた。バンコク~パロ間のフライトがこれまでよりも2時間前倒しになったお陰で、羽田発の夜行便では乗継に十分な時間が取れないということで、羽田発のフライトを前回よりも早め、前日16時にはバンコクに到着、そこから翌日の朝7時まで、空港構内で14時間以上過ごすという、疲れる行程にした。

そうすると睡眠を取る必要はあるにしても、トータルで24時間ぐらいの自由になる時間ができることになる。そこでやってみたのが、ちょっと分厚い専門書を、一気に読んでしまうというもの。選んだのは雑誌WIREDの編集長が出された近著である。羽田~バンコク便の機内で読み始め、途中居眠りとか食事とか、気分転換のウォーキングとかは入れたものの、断続的に読み進めて、約10時間かけてなんとか読み終えた。

こうした本は、読み始めるのにも読み進めるのにも相当なエネルギーが必要だ。日常の生活に戻ってからでは、いつになったら読み始められるか、いつになったら読了できるか、全く自信がない。旅行中というような特別な状況の中で一気に読む方がいい本だといえる。洋書では往々にして記述が冗長なところがあるが、本書の訳者は非常にいい翻訳をされていて、日本語でつまずくことは少なかった。よどみのない訳文に助けられたところもかなりある読書だった。

さて、何故この本を選んだのかというと、今世界で起こっていること、その延長線上にある不可避の未来への理解を一度整理しておきたいと思ったからだ。ブータンは急峻な山に囲まれ、今でも純朴そうな人々が農作業にいそしむ姿を目にするので、世界で起こっていることは忘れて、刹那的に毎日を過ごしていられる。でも、その間に世の中は着々と変化していて、ブータン人も、そこに住んでる僕らも、それに翻弄されるしかないという事態に直面するかもしれない。

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『Fusion 360 操作ガイド ベーシック編』 [仕事の小ネタ]

早いもので、3週間にわたる一時帰国を終えて、ブータンに戻る日がやってきた。息子の大学受験に対して心の支えになれたかどうかはともかくとして(邪魔した点はあったかもしれないが)、赴任10ヵ月経過時点で、今後の僕自身の生活に必要な準備はある程度はできたのではないかと思われる。

その1つが、3Dプリンターの操作を学ぶことであった。最初はそのつもりで自宅近所にあるファブスペースに行って「そういう目的だから」と断った上で会員登録もしたが、肝心の3Dプリンター利用に関しては、若い女性スタッフに、「自分が作りたいもののデータを持ってきていただければすぐにご説明します」と言われてしまった。

そう、ここのファブスペースは工作機械を使って実際にものを作る人のための施設で、工作機械の操作方法を学ぶための施設ではない。何を作るにしても、Illustratorや3D-CADソフトの理解は別の場で自分で進め、作りたいもののデータを持ってきて実際に作るのがこのスペースの役割だったらしい。

仕方なく、僕は方針を切り替え、先ずは3D-CADソフトの操作方法から学ぶことにした。ファブスペースのくだんの女性スタッフから、ソフトとしてFusion 360を使っている人が多いと聞き、さっそくこれをダウンロードし、ついでに操作ガイドブックとして、本日ご紹介の本を購入した。

Fusion 360操作ガイド ベーシック編―次世代クラウドベース3DCAD

Fusion 360操作ガイド ベーシック編―次世代クラウドベース3DCAD

  • 作者: 三谷大暁・別所智広・坂元浩二
  • 出版社/メーカー: カットシステム
  • 発売日: 2016/02/26
  • メディア: 単行本

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『未来をひらく道』 [仕事の小ネタ]

未来をひらく道 ネパール・シンズリ道路40年の歴史をたどる

未来をひらく道 ネパール・シンズリ道路40年の歴史をたどる

  • 作者: 亀井温子
  • 出版社/メーカー: 佐伯印刷
  • 発売日: 2016/03/10
  • メディア: 単行本
内容(「BOOK」データベースより)
インドと中国という大国に挟まれたネパールは長い間、ヒマラヤの山々に閉ざされた、小さな王国だった。首都カトマンズとインドをつなぐ道は、物流と経済活動、人びとの生活の命綱だ。しかしその道も、雨期の大雨によって引き起こされる土砂災害で、度々閉鎖されていた。カトマンズとインドをつなぐもう1本の道をつくる。自然災害に度重なる試練を与えられてきたネパールのその悲願は、日本からネパールに引き渡された1本の道によって達成された。シンズリ道路。構想40年、施工20年。この長い年月は、2度の民主化と内戦という、ネパールの激動の歴史とともに刻まれた。

細かいことだが、前回このシリーズの別の本の感想をブログにアップした際、タイトルのつけ方がイマイチだと苦言を呈したことがある。今回ご紹介する本も、背表紙だけを見たら、これがネパールの話だというのがわからないので、読者が気付くチャンスを損ねている。この本はシンズリ道路建設計画のみならず、ネパールの歴史、対ネパール政府開発援助の歴史も概観できる良書である。ネパールのインフラ整備に関わらず、ネパールに関心のある全ての人が読むに値する1冊だと思う。それが、背表紙に載るタイトル1つのために、広く知られるチャンスを逸している。これは非常にもったいないことである。

このシリーズは、短いものでも5年ぐらいの期間の協力の歴史を、多くの登場人物のその時々の行動を活写することを売りとしている。ODA版の『プロジェクトX』と言ってよい。その中でも、今回のシンズリ道路建設計画はとりわけカバーする期間が長い。構想から40年、施工に20年、世界最大の無償資金協力と言われるこのプロジェクトは、この期間の長さゆえに、プロジェクトに関わった関係者の数が半端なく多いし、文献も沢山ある。これを読み込み、関係者から当時の様子を聞き出す作業は、日本側関係者のみならず、ネパール側関係者へのインタビューもあったので、膨大な時間とエネルギーを費やしたであろうことは想像に難くない。中には鬼籍に入られた方もいらっしゃったようで、その人の功績は第三者から聞き出すしかない。これも大変な作業である。

それをやり遂げたのがJICAの一職員であるというのが驚きである。

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タグ:ネパール JICA
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『地方からの国づくり』 [仕事の小ネタ]

地方からの国づくり

地方からの国づくり

  • 作者: 平山修一・永井史男・木全洋一郎
  • 出版社/メーカー: 佐伯印刷
  • 発売日: 2016/03/05
  • メディア: 単行本
内容(「BOOK」データベースより)
アジア通貨経済危機以降、民主化とともに地方分権への動きを強めるタイ。日本は世界でも有数の地方自治先進国である。そのノウハウを援助リソースとして、タイの地方自治を支援することはできないだろうか―。“ガバナンス支援”という新たな途上国支援の道を拓くため、学識者と日本の地方自治のエキスパートたちはタイへ飛び立った。

一時帰国も終盤にさしかかってきて、再渡航の際に携行する物資の買い出しに追われる一方、絶対にブータンに持って行かないとわかっている本の読み込みとブログへの感想アップも、時間を見つけてはシコシコやっている今日この頃である。

今日ご紹介する本も、発刊直後に入手はしたが、読んでいる時間が現地で作れず、未読のままに本に持ち帰ったもの。読了すればブータンに再度持って行くような愚行は避けたいので、2日で読み切った。

読みやすい本だった。日本だったら当たり前のように行われている自治体間協力が、タイをはじめとした開発途上国では当たり前ではないらしいというのに気付かされた。小さな自治体が単独で保有すると稼働率が低いような公共サービスは、広域で実施する方が望ましい。とはいえ、それをどこの自治体が所管するのか利害調整するのもまた大変そうだ。これを15年がかりでタイに定着させ、自立発展させたストーリーで、幾つかの特筆すべき物語が列挙されている。

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