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インフラも観光資源 [ブータン]

ワンデュの風力発電所、200万単位を発電
Wangdue windmills generate about 2M units of electricity
Kuensel、2018年5月15日、Karma Cheki記者
http://www.kuenselonline.com/wangdue-windmills-generate-about-2m-units-of-electricity/

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【ポイント】
ワンデュポダンのルベサに設置された2基の風車は、2016年の設置から今日に至るまで、200万単位の電力を生み、500万ニュルタムの収入に貢献してきている。ブータン電力公社(BPC)再生可能エネルギー部の資料によると、2016年に最も発電量が多かったのは8月、9月、5月、2月、4月の順。2017年は6月、4月、3月、8月、9月の順だった。発電量は2016年が70万単位、2017年が100万単位を超える。

風車をもう少し設置すれば、水力を補完する重要な電力源となる。1基あたり最大600kwを発電し、300世帯の消費電力をまかなうことができる。1基設置には1エーカーの用地が必要となるが、ルベサには未だ5基程度設置できる土地がある。

この2基の風力発電施設は、270万ドル(1億6300万ニュルタム)を費やして建設された。

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ICIMODとエコツーリズム [ブータン]

ICIMODというのはネパール・カトマンズに本部を置く国際研究機関である。パキスタンからブータンに至るまでのヒンズークシ・ヒマラヤ山脈の山岳地帯総合開発に資する研究を行う機関で、森林保全や流域管理、高地農業等、ヒマラヤ山脈の麓の住民生計活動に関しては、ICIMODの出版物は結構多くて、昔僕がカトマンズに住んでいた頃は、日本人の研究者やJICAの専門家との交流もよく耳にした。

ここブータンで、僕自身はICIMODと接点があるわけではないが、ICIMODの研究者は頻繁にブータン入りされて新聞記事になることも多く、またクエンセルに頻繁に寄稿をされている。4月に入ってから僕は月1回は西部ハ県で民泊するのをノルマにしてここまで過ごしてきているが、民泊先でICIMODがハでワークショップをやっているから来たという参加者と同宿になったり、ハの町に建設中のビジターセンターの支援にもICIMODが関わっていると耳にした。

◇◇◇◇

ブータン、ICIMOD、12次計画での連携分野を協議
Bhutan, ICIMOD discuss areas for partnership in the 12th Plan
Kuensel、2018年5月17日、Phurpa Lhamo記者
http://www.kuenselonline.com/bhutan-icimod-discuss-areas-for-partnership-in-the-12th-plan/

5月17日のクエンセルの記事は、16日にティンプーで開催された1日がかりのワークショップについて報じたものである。これには王立ブータン大学(RUB)、国土地理院(NLC)、ブータン環境保全信託基金(BTFEC)、全国女性子ども委員会(NCWC)、ブータン商工会議所(BCCI)等が参加し、ブータンの第12次五カ年計画とICIMODの第4次中期行動計画とのアラインメントについて議論されたらしい。

RUBとICIMODの間では、起業家育成やアグリビジネス促進に関する教育の質的向上が論じられたらしい。ただ、個人的にはそれがICIMODの得意分野なのかという点では疑問は感じる。NCWCとの間では災害リスク管理における女性や子どもの役割評価の促進での連携が提案された。女性や若者、生態系保全等はヒンズークシ・ヒマラヤ山岳国に共通して見られる課題で、ICIMODは各国の政策優先分野に合わせて、研究や政策提言で協力していきたいと述べている。

このワークショップでは、①有機農業開発戦略、②ブータン観光物産開発ガイドライン、③ハ県ツーリズム行動計画、④ネパールの生態系保全・環境保全対策という4つの刊行物がリリースされた。ワークショップは、5月14日からティンプーで行われていた第49回ICIMOD定期理事会に合わせて開催されたもの。

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Better Business Summitを総括する [ブータン]

5月17、18日の両日、ティンプーでは、経済省が事務局を務める「より良い投資環境評議会(Better Business Council)」主催のサミットが開催された。「Better Business Summit」(適当な邦訳が思い付かない…)と題したサミットは、2014年3月に続く第2回の開催。

なんで間隔がこんなに開いたのか、なんでこの時期なのか、なんでサミット開催案内が2日前だったのか(ブータンあるあるだが)、いろんな疑問が湧いた。特に開会式のあった17日は、労働人材省はチャンリミタンで就職フェア(Job Fair)をやっていたし、経済省はサミットとは別途、インドとの通商協議をやっていた。労働大臣を兼務しているトブゲイ首相は開会式を終えるととっとと就職フェアに行ってしまい、同じく経済省事務次官も、評議会事務局長を兼ねている割にはすぐに通商協議の方に行ってしまった。なんでこんな慌ただしい時に開かれたのかは謎だ。

外国から招待されたパネリストも含めて50人ぐらいが登壇した。全部セッションを見たわけじゃないが、なかなか良いパネリストの人選はされていると感じた。問題はこの発表を誰がどのようにまとめるのかということだ。本来なら評議会事務局が行うべきものだが、ラップアップも行わずにだらっと終わってしまったので、サミットから何が得られたのか、誰も総括したようには思われない。全セッションに出たわけではない僕がそんなことをできる立場でもないが、新聞記事はセッションごとに報じられていたので、それをまとめて掲載してみる。

◇◇◇◇

Better Business Summit、ティンプーで始まる
Better Business Summit begins in Thimphu
Kuensel、2018年5月18日、Rinchen Zangmo 記者
http://www.kuenselonline.com/better-business-summit-begins-in-thimphu/

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この記事は、17日(木)午前の開会式と第1セッションの話を中心に報じられている。第1セッションのテーマは「ビジネスのGNH」。そう、昨年11月のGNH国際会議の冒頭、試作版としてリリースされた企業の幸福貢献度診断ツール「GNH of Business」のその後の進捗が聴ける絶好の機会だと期待して、僕はこのセッションのためにサミットに出た。当然、最初のパネリストであるダショー・カルマ・ウラのご発言に注目したのだが、残念ながら、ダショーはその前の開会式におけるプラヴィン・クリシュナ教授(ジョンズ・ホプキンス大学)の基調講演に対するコメントを中心にお話された。「GNH of Businessの概要紹介するのに持ち時間10分では足りない」と主催者にお小言をおっしゃった上で、即興でやられたお話。僕は概要は知っていたので、むしろこのツールがブータン政府の中でどれだけ認知されて、主流化が図られようとしているのかを知りたかったのだが、見事な肩透かしだった。

外国から招聘されたパネリストが3人おられた。うち2人はGNH国際会議にも来ていた有識者で、お話の内容にもデジャブ感があった。ビジネスと幸福貢献の話を始めると多分に観念的な話になってしまい、今の僕にはそんな話についていけるほどの英語リテラシーがないので悩ましい。2人とも、GNH of Businessを支持する内容だったと思う。もう1人はシンガポールから来られた富裕層向け金融アセットマネジメントを仕事にされている方で、富裕層の資産運用が利益追求だけではないという趣旨のお話をされていたと思う。

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ブータン、ロボコン参加へ [ブータン]

ブータン、ロボコン参加へ
Bhutan to participate in robotics competition
Kuensel、2018年5月12日、Phurpa Lhamo記者
http://www.kuenselonline.com/bhutan-to-participate-in-robotics-competition/

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【ポイント】
今年8月にメキシコシティで開かれる国際ロボットオリンピックに、ブータンから3人の代表選手が参加する。ファブラボ・ブータンでは国内予選に向けたエントリーを募集している。

FIRSTグローバルというNPO主催で毎年開催されているもので、昨年は170カ国から参加。今年のテーマは「エネルギー・インパクト」で、参加者年齢は14歳から18歳まで。

既にリンズィン・ツィテン君(18歳)の選出が11日に決まった。リンズィン君は、2016年にクラス12(高校)を終え、ファブラボで5カ月ものづくりの実践経験を積んできた。

ファブラボ・ブータンのツェワン・テンジン・ラブテンマネージャーによると、人選は必ずしもファブラボの会員である必要はなく、15日までは応募を受け付けているとのこと。締切後、候補者を10人から20人に絞り込む。その上で、ロボコン参加に向け、ファブラボでは短期の集中訓練を行う予定。

今のところ、25件を超えるエントリーがある。ほとんどがティンプーの生徒だが、女子はいないという。リンズィン君は、「ブータンには資源もなく、ロボットについて議論するようなコミュニティもないので、ロボットに関心を持っている人の集まれるようなプラットフォームがありませんでした。ファブラボを通じて、僕たちはお互いに会う機会ができ、イノベーティブなプロセスに関われる資源へのアクセスもできました」という。

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首狩り人の農村伝説 [ブータン]

首狩り人の噂、東部に広まる
Headhunter rumor goes viral in eastern Bhutan
Kuensel、2018年5月5日、Younten Tshedup記者(タシガン)
http://www.kuenselonline.com/headhunter-rumor-goes-viral-in-eastern-bhutan/

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【ポイント】
東部タシガンでは、3人の首狩り人(ajang khekpa)が近くに来ているとの噂で持ちきりで、タシガンの町は夜7時を過ぎるとほとんどのお店が閉店し、人通りが途絶えてしまう。子どもの首を狙う3人組の噂は、5月3日にソーシャルメディアWeChat上に掲載された書き込みに端を発する(最初の書き込みは2人組だった)。この噂は一夜にして拡散し、大騒ぎとなってしまった。

噂の出所は、タシヤンツェ県カムダン郡(ゲオッグ)の村長の1人、ドルジ・ワンディ。彼は、コミュニティの子どもたちの安全のために注意を呼びかけようと思い、「2人の外国人と1人のブータン人の3人組が、ゲオッグ内に入ってきた。気を付けよう。」とのメッセージを発信した。首狩り人という意図はなかったが、彼のメッセージは、5月2日に同ゲオッグ内のドクスム村からツァンカルラ村に向かっていた女性が、男性2人組に暴行を受けるという事件が起きたのがもとになっている。彼はすぐにこの事件を、学校教員と父兄のWeChatアカウントで流した。

噂が流布するようになってから、警察も捜査に乗り出した。関係者によると、タシヤンツェ県カムダン郡の女性暴行事件は首狩り人とは別の話かもしれないとのこと。一方で、ボレロに乗り込んだ数人の男が首狩り人だとの噂は、モンガルから広まっていることもわかった。

首を求めて子どもを誘拐する男たちの話というのは昔からあった。70歳の住民も、小さい頃、子どもを家でおとなしくしているよう諭すために、このストーリーは使われていたと述べる。首狩り人が本当にいたのかどうかは定かでないが、両親に同じようなことを言われていたとのこと。この住民のよれば、橋梁や水力発電所の建設現場の人柱にするのに、子どもの首は使われると親から言われ、自分の小子どもたちにもそう伝えてきたという。

しかし、別のエンジニアは、そのような噂はクリチュやチュカの水力発電所建設の際にも広まったが、根も葉もない話。今、東部ではコロンチュ水力発電所建設が始まろうとしているので、それに合わせてこんな噂が広まってしまったのだろうと話した。

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2つの記事をつなげて考える [ブータン]

国民評議会(上院)議員選挙がひと段落して、ようやくクエンセルの記事が面白さを取り戻してきた。4月にあまりブータンの記事を紹介しなかったのは、選挙の報道がものすごく多くて、各県の候補者紹介から、選挙結果に分析に至るまで、全国20県、まんべんなく取り上げていたからである。5月に入ってからの報道はとりわけ面白い。しかも、時差を置いて報じられた2つの記事が、一見何の関係もなさそうだけれども、つなげて考えてみると、ちょっと面白かったりする。

◇◇◇◇

CST学生、スマートトイレの建築を学ぶ
CST students learn to construct smart toilets
Kuensel、2018年5月3日、Rajesh Rai 記者(プンツォリン)
http://www.kuenselonline.com/cst-students-learn-to-construct-smart-toilets/

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【ポイント】
科学技術カレッジ(CST)で2日に開かれた「スマートトイレ・イノベーション・チャレンジ」において、竹でできたサステナブル・ポータブルトイレ(SPT)のデザインが優勝し、賞金5万ニュルタムを獲得した。このイベントはブータン・トイレット機構(BTO)が、日本のロータリークラブや国際青年会議所(JCI)の協賛で開催したもので、100人以上の学生が参加。約40チームが参加登録したが、書類選考を通過した23チームがコンテストに参加し、最終ステージには10チームが進んだ。優勝した竹製SPTは水洗式で、水は再利用できるよう分離処理される仕組みとなっている。

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ブータン人留学生が見た出稼ぎブータン人 [ブータン]

楽して得られるものなんてこの世にない
There is no free lunch
Kuensel、2018年5月4日、Pelden Nima(名古屋大学大学院農学研究科)
http://www.kuenselonline.com/there-is-no-free-lunch/

4月中旬にトブゲイ首相が訪日した際、首相が上げたFacebookの書き込みに、日本在住の技能実習留学生がクソ長いコメントをしていた。首相は政府の海外雇用促進制度を使って日本で働きながら勉強しているブータン人の若者と面会し、外国の不慣れな環境の中で頑張る若者たちを激励した。そのことがFacebookに書かれていたのだが、コメントは同じように日本に来ているブータン人からのもので、日本での生活が非常にお金がかかり、首相も単に激励するだけじゃなくて、現実を知って欲しいという批判的な内容だった。何にどれだけ出費がかさむかを細かく列挙していて、それが長くなる原因だった。

それもあったのだろうが、同じく日本に留学中のブータン人大学院生が、それに対する反論めいた内容の寄稿をした。「ただ飯なんてありえない」と題したこの投書は、クエンセル1ページ分の紙面の中に、10個以上の知らない単語が出てきて、大学院生ともなるとこんな難解な単語を頻繁に使うのかと驚かされた。多分、今まで読んだクエンセルの中で、1ページ当たりの知らない単語の数が最も多い記事である。前後関係で意味が想像できるものもあったが、わざわざそんな難しい単語を使わなくても、もっと簡単な単語で言い換えても良かったのにと思う。お陰で僕自身読むのを何度か諦め、このブログを書くのに時間もかかった。何度か躊躇した挙句、週末を利用して、辞書を引きながら読み切った。

この投書の1つのキーワードはcomplacency(ひとりよがり)であろう。投稿者は、ブータン人のひとりよがりをこんな形で表現している。
正直言って、私たちは波の穏やかな海を航海している国民だと言っても過言ではない。我々は、物事はそうあるのが当たり前だと受け止め、ボールが落ちてくるのを待って、一晩で突然リッチになるような機会を待ちわび、豊かになり、夢物語の中で迷子になってしまう。 これが私たちの中に、切っても切れない自己満足を生み出す理由となっている。

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反腐敗委員会の守備範囲 [ブータン]

反腐敗委員会、ローデン財団の職員採用プロセスを調査
ACC to re-investigate Loden Foundation’s recruitment process
Kuensel、2018年5月10日、Rinzin Wangchuk記者
http://www.kuenselonline.com/acc-to-re-investigate-loden-foundations-recruitment-process/

【ポイント】
反腐敗委員会(ACC)は、ローデン財団が採用した職員のリクルートプロセスについて査察を開始すると発表した。同委員会に寄せられた不服申立に基づく措置で、同財団は1月に行われた職員の採用プロセスで、送付された95件の応募書類から、候補者を10名に絞ったが、採用された候補者はその10名のショートリストに含まれていなかった。ACCはこれについて財団側に説明を求めたが、満足いく回答が得られなかったため、査察に踏み切った。財団側の主張では、95名の応募者から10名に絞る際に、1名漏れがあったことに後から気付き、その1名を追加した上で候補者の絞込を行ったという。

◇◇◇◇

この採用された職員の背景はわからないので、軽々には意見は言えないが、この記事を見て「おや?」と思ったのは、ACCって民間の財団の汚職腐敗も調査対象にするのかということだった。僕はACCというのはブータン政府や政府機関の汚職腐敗に対してアンテナを張っている機関なのだろうと勝手に思っていた。

この調子だったら、JICAや国連機関の人事採用や調達手続にだって、誰かが不服申立でもやろうものならACCが査察に入って来そうだな。

外国政府や国際機関は税金を財源としていることが多いから、その運営の仕方にはそれなりの透明性と説明責任が求められるだろう。どこが調査をやるにせよ、誰もが納得のいく運営は行われていないといけないのは言うまでもない。

でも、民間セクターの場合ってどうなんだろうか。企業は株主に対する説明責任はあるだろうが、利益が上がっている限りにおいては随意契約とかある程度は許されるんじゃないかと思う。民間財団の場合は、基本財産を拠出しているスポンサーに対する説明責任はあるかもしれない。ローデン財団って、純粋に民間という財団ではないのかな?

それでいい機会だからこの財団のこと調べてみたけど、政府が基本財産を拠出しているわけでもなさそうだ。1つ考えられるのは、この財団が市民社会組織(CSO)として政府認可を受けた団体だという点なのかもしれない。
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タクシー配車アプリ、2件続けて公開 [ブータン]

タクシーアプリ「オイ」、乗客と運転手をつなぐ
Taxi app Oie to bridge passengers and drivers
Kuensel、2018年4月30日、Karma Cheki記者
http://www.kuenselonline.com/taxi-app-oie-to-bridge-passengers-and-drivers/

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タクシーアプリ「ヤナ」、ローンチされる
YANA taxi app launched
Kuensel、2018年5月3日、Phurpa Lhamo記者
http://www.kuenselonline.com/yana-taxi-app-launched/

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短い期間のうちに、タクシー配車サービスの携帯アプリが2つ、立て続けにローンチされた。「オイ(Oie)」の方は、ドルックスマート(DrukSmart)という会社が4月27日に公開したもので、除幕式にはティンプー市の市長が出席。もう1つはブータンタクシー業協会(BTA)が5月2日に公開した「ヤナ(YANA)」ので、除幕式には情報通信大臣が出席しているのが写真から確認できる。

2017年末のデータで、ブータン国内を走っているタクシーの数は4,455台。ティンプー市内だけで2,926台なのだそうだ。記事によると、Oieの方は既にティンプー、パロの90台以上のタクシー運転手と1,000人以上の利用者がアプリ登録を済ませているという。さらに、600台以上の運転手がさらにメンバー登録に関心を持っているという。一方のYANAの方は、運営母体がBTAということもあり、加入している1500人のタクシー運転手が全員登録すれば、そこそこ大きいサービスになる可能性はある。

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高校生が見てきた日本の地域おこし [ブータン]

ブータンの高校生が見た日本の六次産業化
Sixth industry initiative Bhutanese students saw in rural Japan
Kuensel、2018年4月28日、Koji Yamada(JICAブータン事務所長)
http://www.kuenselonline.com/sixth-industry-initiative-bhutanese-students-saw-in-rural-japan/

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先月半ば、トブゲイ首相が日本を訪問した。その頃の訪日報道については、「華々しい首脳外交の陰で」の中でご紹介したが、両国政府がもうちょっとフォローした方がいいんじゃないかなと思っていたのが、日本政府(外務省)の対日理解促進プログラム「JENESYS」の招聘プログラムで毎年日本を訪れる高校生や大学生がいるというところである。10日間ほどの招聘プログラムで、ブータンからは毎年20~30人ぐらいが、インド、ネパール、スリランカ等のSAARCメンバー国から選ばれた高校生、大学生等とともに、日本を訪問している。

こうした招聘プログラムの存在は、僕がブータンに来る前から知っていた。東京でひょんなことから何人かの高校生を知り合う機会があり、こちらに来てから連絡を取ろうと試みたが、学校にコンタクトすると「市役所を通せ」と言われたり、それでも学校にコンタクトに成功しても、次は「既に卒業している」と言われてしまったりして、追いかける術を失ってしまった。彼らは各高校や大学から選抜されてJENESYSに参加してくる若いリーダー的役割の人々で、親日派・知日派としてのポテンシャルは相当高いと思うが、今どこにいるのかがわからなくては、そのネットワークの活用のしようがない。

ところが最近、彼らが意外なところをよく見ているというのに気づいた。それは、JICAブータン事務所のFacebookである。1年前ぐらいからだろうか、JICAの所員が国内を出張する際、行く先々でJENESYS参加者と面談している様子がアップされるようになった。そのページを見ていると、そこで紹介された参加者本人だけでなく、他の記事で紹介された別の参加者も「いいね」を押してくれていたりする。英語なので読まれているのかどうかはわからないが、彼らが「最も印象的だった」と口を揃えるホームステイのホストファミリーの方々も、彼らの近況を見て下さる可能性がある。

僕もそこで紹介されたJENESYS参加者の1人を知っているが、彼らはWeChatというSNSのアカウントを持っており、同期の参加者同士、そこで交流を図っているという。JICAの人がいつ誰のところを訪れたのか、全部メンバー間で情報共有されていて、「俺のところはいつ来るんだ」とワクワクしながら待っていたと聞いた。JICAのFacebookが、JENESYS参加者同士、プログラムに関わった日本側の関係者とをつなぐプラットフォームになりつつあると実感した。

今年もいつかはわからないが、ニューデリーの日本大使館は、当地でジャパンウィークを開催するんじゃないかと思うが、せめてそういう機会ぐらいは、JENESYS参加者が集うことができる同窓会でも開催していただけたら嬉しい。大使や政府高官がお越しになる時は、彼らに会っていただけたら嬉しい。彼らは日本から戻ってきても日本と何らかつながっていたいと思っている。だからJICAのFacebookをフォローしているんだし、僕が会った大学生も、「集まりがあれば呼んでほしい」と言っていた。

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