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理解不能の新教育政策 [ブータン]

政府、学校教員の修士号取得を義務化へ
Every teacher must have a master’s degree: Govt.
BBS、2017年6月19日、Passang記者
http://www.bbs.bt/news/?p=74485

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【抄訳】
政府は教育省傘下の学校教員は全て修士号を取得せねばならないとの方針を決めた模様。教員の資格要件の引上げはブータンの教育の質をより高いところに引き上げることを目的にしていると首相は述べた。

現在、ブータンの学校教員8,869人のうち、修士号を取得しているのはわずか1,130人である。首相によれば、政府は現在の教員の資格を修士以上にするための計画と政策を用意していくことになるとの由。「例えば、この7月から、ヨンフラ教育大学(Yongphula Centenary Institute of Education)に30人の現職教員が修士課程に入学予定である」――首相はこう述べた。

さらに、首相は政府がパロとサムツェの教育大学とも協議し、現職教員の資格要件の引上げに向けた協働を働きかけていくと述べた。今年、政府は教員研修に向けて1億800万ニュルタムの予算を配分している。

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タグ:大学 教育
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ダンタック路肩看板写真展(ティンプー~パロ) [ブータン]

インド工兵隊『プロジェクト・ダンタック(DANTAK)』は、日本のブータン向け国際協力よりも長い歴史を持ち、ブータンにとって最大の恩人であるともいえる。ティンプーから南部国境の町プンツォリンまでの国道だけでなく、途中のチュゾムからパロまでの国道、チュゾムからハまでの国道、さらには、シムトカから東に延びる東西ハイウェイの維持管理も請け負っている。モンスーン期に限らず、土砂崩れが多いのがブータンの道路だが、それをあっという間に復旧工事をやって開通させてしまうダンタックの力はすごい。

それをまざまざと感じさせられたのが、昨年7月に崩落したチュカ県カムジ村近くで起きた大規模な土砂崩れの時だった。国道がそのまま流され、復旧するにもベースとなる地盤がないこの地で、ダンタックは崩落から4日間ほどでベイリー橋を仮設した。あれから10ヵ月が経ち、先月久しぶりにプンツォリンまで出かけたところ、仮設橋だった場所は完全に道路に生まれ変わっていた。

国際空港があるパロと首都ティンプーの間の道路は、土砂崩れが頻発する危険地帯だが、万が一崩れても、その後の復旧はダンタックが威信を賭けて取り組む。ダンタックの駐屯地はそこら中にある。すぐに出動できるようなへき地にでも設置されている。先週の公共事業省が主催した会議で、「道路維持管理センター」の設置が政府への提言として挙げられていたが、これはダンタックの駐屯地に倣って考案されたものだと思う。

そんなブータンにとっての心強~い味方、ダンタックは担当道路の路肩に多くの一風変わった標語を書いた看板を敷設しているのに気付いたのは、赴任してきてすぐのことだった。特に面白いメッセージが多いと思ったのはチュゾム~ハ間の道路で、暇があればその看板を写真におさめ、自分のコレクションにしたいとひそかに思っていた。今月前半で大きな行事は終わり、今週末は久しぶりに何にもない休日をグダグダ過ごせそうだったので、かねてから密かに狙っていた写真撮影旅行を敢行した。

取りあえずはティンプーからチュゾム橋を経由してパロまで行き、パロの街までの間で見かけたダンタックの看板を片っ端から写真におさめた。合計すると60枚にも及ぶが、それを全部ブログで紹介するのは大変なので、ブログにアップする前にFacebook上で友人に人気投票してもらい、1票でも入った16枚をここでご紹介する。

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重い国王のお言葉 [ブータン]

大学卒業式での国王演説に感動し、男性自首
Man, moved by His Majesty’s Convocation Address, confesses
BBS、2017年6月14日、Tshering Zam記者
http://www.bbs.bt/news/?p=74105

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《大学卒業式での国王演説の様子。クエンセルから》

【抄訳】
先週行われた第12回王立ブータン大学合同卒業式における国王陛下の演説は、出席した卒業生だけではなく、全国の人々にもインスピレーションを与えたようだ。その1人がモンガルの36歳の男性だった。

揺るがぬ忠誠心について語った国王陛下の聡明なお言葉を聞き、彼は1年前に犯した犯罪について告白した。彼は意図的に村の自分の家に火をつけたことを、モンガル警察に認めた。「コミットメント(Tha Damtshi)なしに働く人の人生がどのように影響を受けるか、陛下は語っておられました。それを聞き、私は自分がしたことについて大いに後悔しました」ー匿名希望のその男性は語った。「後悔の念は私の心を突き刺す針のようでした。」

この男性は、より大きな建物を建てるのに保険金が欲しかったので、彼の家に火をつけてほしいと友人を扇動したという。「私はその友人に会い、その後の雑談の中で、自分の家に関する話題を持ち出しました。彼は私の家には誰も住んでいないと言いました。それで、私はそれが私が公務員だからだと答えました。そして、私はその家には保険がかけてあるので、家を燃やして欲しいと友人に頼みました。」

はじめのうちは、その友人も男性の言葉を真に受けてはいなかったという。しかし、ルンツェ県リンチェン・ドルズワンで二度目に会った際、その友人は彼の家に火をつけることを了承したという。

「その夜、警察は私に電話して、私の家から出火したと連絡してきました。」

この火災事件の後、彼は王立保険会社(RICL)から50万ニュルタム以上の保険金を受け取った。今、彼は、警察の捜査終了後に明らかになる、自分に対して行われる告発を待つ身である。

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タグ:企業家精神
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もっともっと「包摂性」 [ブータン]

パナスでの監禁生活
Caged in Phanas
Kuensel、2017年6月10日、Gopilal Acharya
http://www.kuenselonline.com/caged-in-phanas/

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6月10日付のクエンセルの寄稿欄に、2ページぶち抜きの記事が載っていた。ポイントをここで紹介するにも長い記事なので、それも今回は省略するが、内容としては13歳で精神分裂症を発症した女性が自宅の隣りに設けられた小屋の中で暮らしているという告発レポートである。モンガル県ナツァン郡のパナスという村での出来事だ。

ただ、家族のことを悪く描いているわけではない。この世帯は今は36歳になっているこの女性と56歳の母親の2人暮らし、母親はこの女性に治療を受けさせようと、モンガル病院、ティンプーのジグミ・ドルジ・ワンチュク国立レファラル病院、さらにはインド・タミルナドゥ州ヴェロールの病院にまで連れて行っている。どうにも手の施しようがなく、今の生活に陥っている。母親も娘のケアに疲れ切っている。地域住民もこの家を避けるようになり、コミュニティの支援も得られない。コミュニティとのつながりが断絶されてしまえば、幸福度はさらに下がるだろう。

この女性が発症するきっかけになったと思われるのはその直前にあった両親の離婚だというが、障害を抱えてしまったのは前世に犯した罪だと考える人が多いという。レポートの論調は、こうした家族も含めて家族全体をサポートする仕組みがないと、患者本人だけではなく、その家族もまた苦境に陥ってしまうと指摘している。

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タグ:障害 幸福
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見直される「評価」 [ブータン]

眞子様がパロにご滞在されていた6月6日、ティンプーではもう1つ大きなイベントがあった。GNH委員会(国家計画委員会に相当)が南アジア評価者コミュニティ(COE-SA)と共催した「第4回評価コンクラーベ(Evaluation Conclave)」という会合で、6、7日はプレイベント、8、9日が実質会議となる。

この会議はブータンのことだけを扱う会議では元々ない。世界中の評価学会の研究者や実務者が集まって意見交換する会議で、6日に行われた参加型評価に関するワークショップには、開発協力の業界人なら誰もが知ってる英サセックス大学のロバート・チェンバース教授が来られていたという。知ってたら出てみたかった~と地団駄踏んでも後の祭りだ。

これは一種の国際会議だから、眞子様御訪問との日程調整があったわけでは必ずしもない。会場となったティンプーのメリディアンホテルは、眞子様御訪問の際、日本から来たメディアの方々用にと確保されたホテルだったので、そこを会場とする国際会議を眞子様ティンプーご滞在中に開催できたかと訊かれると、かなり難しかったのではないかと推測する。

*評価コンクラーベ2017のURLはこちら:http://evaluationconclave.com/2017/index.php

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評価をしっかりやることが必要不可欠:首相
Getting evaluation right is crucial: PM
Kuensel、2017年6月8日、Yangchen C. Rinzin記者
http://www.kuenselonline.com/getting-evaluation-right-is-crucial-pm/

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《首相の公式Facebookから拝借した開会式典の写真》

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タグ:国際会議 GNH
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インフラの持続可能性向上に向けて [ブータン]

眞子様がブータン御訪問中、ティンプーからパロに御移動された翌日、ティンプーでは農業省主催の花博覧会が一般公開されたが、もう一方で、公共事業省が5日から7日まで、「第8回エンジニア・建築士・計画官カンファレンス」というのが開催されていた。

公共事業省の各局の主だった幹部、100名以上が勢揃いし、現状の公共インフラ整備事業が抱える問題について話し合い、最終日までに21項目の提言書にまとめた。この提言書は公共事業大臣を通じて内閣に伝えられ、今後の法制化につなげられるのだという。

このカンファレンスの模様は、メディアでも連日取り上げられ、6日以降のクエンセルでは、1面を含めてこのカンファレンスの議論の内容を4回にもわたって紹介している。例によってクエンセルの記者はカンファレンスの全体日程に全て顔を出して記事を書いたとは思えないが、論点が垣間見えるので紹介しておく。


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調達プロセスは改善が必要
Procurement process needs improvement
Kuensel、2017年6月6日、Tashi Dema記者
http://www.kuenselonline.com/procurement-process-needs-improvement/

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タグ:公共事業省
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東西ウォーカー、東部を北上中 [ブータン]

腎臓にやさしい健康生活啓発ウォーク始まる
Awareness walk on kidney health begins
Kuensel、2017年6月5日、Kelzang Wangchuk記者(サムドップジョンカル)
http://www.kuenselonline.com/awareness-walk-on-kidney-health-begins/

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【ポイント】
王妃の誕生日を祝う6月4日、ブータン腎臓病財団のメンバーであるツェテン・ドルジ氏とボランティアのチミ氏が、8県カバーに向け、サムドゥップジョンカル市をスタートした。僧侶や財団関係者、一般市民が同市ゲートまで一緒に歩いた。

長距離徒歩行の目的は、活動的なライフスタイルの促進という同財団の活動を支援し、健康維持の重要性を訴えること。勿論、健康な腎臓の維持も含まれるのは言うまでもない。

ツェテン・ドルジ氏(43歳)は元ツアーガイド。数年前、腎臓に疾患を持つ女の子のドキュメンタリーを見て、何の支援も受けられないその子の生活に衝撃を受けたという。その日からこの企画を温め、ファンドレイジングと腎臓疾患に関する啓発をやりたいと考えていた。

これに同行するチミ氏(49歳)は、太陰暦の4番目の月は縁起が良いので、ブータン腎臓病財団がこの徒歩行を計画したのを知り、同行したいと考えたという。ツェテン氏が腎臓疾患の啓発を行うのに対し、チミ氏は道中、仏教について話していきたいという。

同財団関係者によれば、これにより財団はファンドレイジングを行いたいという。1ニュルタムであっても財団にとっては貴重な資金であり、共感していただける市民には是非イベントに参加して寄付をお願いしたいと呼びかけている。

一方、同財団は首都ティンプーでも4日、王妃の誕生日を祝い、財団関係者と人工透析患者、腎臓移植受益者とその家族などとともに、クエンセルポダンの大仏の下で、バターランプ灯火を行った。

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眞子様の余韻に浸る時もなく [ブータン]

6月1日からの1週間は、秋篠宮眞子様のブータン御訪問で沸いた当地であった。ニューデリーの日本大使館の方々や、東京の宮内庁、外務省などから大勢の関係者の方々が当地を訪れ、直前に出たご婚約の報道等もあって、日本から大勢のメディア関係者の方々も大挙して押し寄せた。その間、眞子様のご日程については日本でもさんざん報じられてきたので、ここで改めてご紹介する必要もないだろう。

眞子様は7日早朝のフライトでブータンを発たれた。既に4日午後にはティンプーからパロにご移動されていたので、ティンプーに住んでいる僕らは4日午後からちょっと気が抜けた状態だった。でも、翌5日からは普通に仕事。日本の皇室関係者の御訪問もあって、ブータン側でも後回しにしていた行事が幾つかあったのだろう、今週はいろいろな行事があった。

日本のマスコミは眞子様を追いかけてブータンから既に姿を消してしまったので、これからのこのブログでは、眞子様のブータン御訪問と、ニューデリーの日本大使館が2日から5日までという日程で主催した「日本週間(Japan Week)」の喧騒が終わった後のブータン、というところに注目して、幾つかの報道をご紹介していこうと思っている。


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タイ・ブータン関係深化に向けたプログラム
Programmes being planned for Thailand-Bhutan relations
Kuensel、2017年6月6日、Dechen Tshomo記者
http://www.kuenselonline.com/programmes-being-planned-for-thailand-bhutan-relations/

【報道内容】
2つの王国の友好・親善関係を祝うため、6月9日から11日まで、初めての「ブータン・タイ・フェスティバル」がティンプーの青年育成基金(YDF)多目的ホールで開催される。タイ観光庁(TAT)のユタサック・スパッソーン総裁が7日から11日まで、このフェスティバル出席のためブータンを訪問予定。

フェスティバルでは、二国間の開発協力分野の展示や、文化パフォーマンス、タイ料理紹介、両国のシルク製品や農業加工品の紹介、さらにはタイ式ボクシングのパフォーマンス等も予定されている。イベントは9日午後から一般公開される。

TAT総裁の滞在中、ブータン観光評議会(TCB)との覚書の調印も行われる。「2つの王国、1つの目的地」と銘打った両国間の交流促進に関するものである。TCBのスポークスマン、ダムチョ・リンズィン氏によれば、この覚書に基づき、多くの活動が行われる予定だという。合同でのビジネス機会の追求や、両国の観光地を巡るツアープランの開発、コミュニティ主体の観光促進等が進められるという。

ブータンを訪れたタイ人旅行客は2014年が最大で、年間12,105人が訪れた。この年は両国の国交樹立25周年にあたる。しかし、翌2015年には3,778人に激減、69%もの落ち込みであった。2012年の旅行客数は3,617人、2013年は3,527人で、2016年版のブータン観光モニターによると、南アジア地域内の旅行客を除く世界各国からの旅行客の中で、タイは2015年には第3位を占めていたが、2016年には4位に後退した。

2016年にブータンを訪れたタイ人旅行客の52.7%は女性で、年齢層的には36歳から45歳までが全体の24.4%を占めていた。これに、46歳から55歳までの年齢層が20.9%で続いている。ブータンを初めて訪れたというタイ人旅行客は全体の95%以上を占めた。

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タグ:タイ 韓国
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ソーシャルメディア雑感 [ブータン]

Wechatの農村生活への食い込み方
How Wechat and other social media platforms are penetrating rural Bhutan
The Bhutanese、2017年5月20日、Damchoe Pem記者
http://thebhutanese.bt/how-wechat-and-other-social-media-platforms-are-penetrating-rural-bhutan/

Wechat.png
《記事とは何ら関係のない画像ですが…》

【ポイント】
無料インスタントメッセンジャーアプリ「Wechat(ウィーチャット)」は、ブータン中部のダガナ県で、コミュニケーションや情報共有の手段として最も広く利用されているプラットフォームである。Facebook等の他のソーシャルメディアの利用者が殆どいない中で、Wechatは公務員であろうと農民であろうと、皆が利用している。

人々は、いかなる課題であろうといかなる会合であろうと、即時に情報を共有するためにWechatを利用する。しかし、インターネット接続はダガナ県では不安定で、必要な時にWechatでもつながらないこともしばしば。政府が進めるG2Cサービスが県内各郡でなかなか普及しない理由はそこにある。

ダガナ県でも新聞やテレビといった伝統メディアはアクセスがあるが、人々の間では、そこでカバーされるニュースはほとんどが都市部の話であり、地方や近所で何が起きているのかはソーシャルメディアで知ることが多い。また、新聞はダガナまではなかなかすぐには届かないが、ソーシャルメディア上での情報は即座に駆け巡る。

もし緊急医療サービスを受けたい、あるいは治療のための資金が足らず、支援者を募りたいといった場合、即座に支援を得るプラットフォームとしてWchatは有効。また、遠方の知人や親類と連絡を取るのにも、ソーシャルメディアは費用対効果が高い。多くの人々が外国に行く時代、電話のような通信手段は高すぎて、長時間の通話は難しいが、携帯アプリならいつでも連絡を取り合える。

Wechatを賢く利用している人は良いインパクトをもたらすが、使い方を誤ると、家庭内でも様々な問題を引き起こす。ソーシャルメディアの使用を巡り、家庭内暴力が起こったケースが数件ある。また、人々に誤った情報や卑猥な画像を意図的に流したりするのに意図的に使用したりすることも起こり得る。

インターネット接続の改善はブータン農村部では依然として大きな課題だが、ソーシャルメディアについては、長所と短所をしっかり見極め、賢い使い方を見い出していく必要がある。

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謎のブータン納豆 [ブータン]

以前、高野秀行著『謎のアジア納豆』をブログでご紹介した際、「折角リビ・イッパのことを知ったので、一度ちゃんと調べてみて、ブログでもご紹介してみたい」と書いた。本日お届けするのはその続報。

デチェンリンの農家では大豆が有望
Soya bean offers business prospects for Dechhenling farmers
BBS、2017年5月27日、Thinley Dorji通信員(ペマガツェル)
http://www.bbs.bt/news/?p=73132

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【報道内容】
大豆発酵食品は、ペマガツェル県デチェンリン郡の村民グループにとってビジネスの機会となっている。つい最近まで大豆は自家消費用に栽培されるのみだったが、今では年間10万ニュルタム以上を稼ぎ出す。

地元では「リビ・イッパ(libe-yidpa)」の名で知られる発酵大豆の加工プロセスはいたってシンプルだ。大豆は先ず煮沸され、次にすりつぶす。こうして出来上がったペーストは、形を整えてオーブンで乾燥させられる。最後はパッケージされて、ナンラムの町の店頭に並ぶのである。

リビ・イッパはカレーに混ぜて使われる他、ローストして食べることもある。シン・チョンリ(Shing-chongri)発酵大豆生産者組合はエゼやトウガラシ・ペーストも作っている。ソナム・ワンモ組合長によれば、発酵大豆ビジネスは村民の生計向上に貢献しているという。

6人のメンバーから成る生産者組合は、祖父母の代から受け継がれてきた文化の継承にも熱心である。これまで、リビ・イッパは村民の自家消費か公務員への贈答品としてしか作られてこなかったが、今では大豆栽培はデチェンリン郡の新たな商品作物となっている。

生産者組合では、毎年約3000kgの大豆を生産する。シン・チョンリ発酵大豆生産者組合は2012年の設立。

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