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ユニクロとグラミン銀行の提携に思ったこと [インド心残り]


14日(水)のテレビ、新聞報道で最も目立ったのはこのニュースである。バングラで製造して日本で売るという話ではなく、バングラ国内で売るための合弁事業だ。グラミン銀行は携帯電話のレンタルサービスを「テレフォン・レディ」と呼ばれる女性事業者を通じて普及させた実績がある。この女性事業者の起業資金や運転資金としてグラミン銀行は小口融資(マイクロクレジット)を提供してきた。確か、ダノンとも組んで農村での乳製品の販売もやっていたと思う。いわば「ヤクルト・レディ」のバングラ版だ。おそらく、ユニクロとの合弁で生産された衣料品をこうしたチャンネルを使って販売しようという試みなのだろう。

この報道を横目で見ながら僕は思ったことが1つある。
――某日系カタログ通販会社がインドで展開しようとしていたあの事業は今どうなっているのか?

時代はオーガニック、コットンで始まる日本の民間協力
オーガニックコットンは、化学肥料や農薬を使わず、有機肥料や天敵の益虫による害虫駆除等を組み合わせて栽培される。近年、その市場は小規模ながらも急速に拡大し、2010年には世界全体で5,300億円に達すると見込まれている。その最大の生産国はインドで、世界総生産の半分(73,702トン)を占める。

インドでは、マハラシュトラ州西部ヴィダルバ地方のようなコットン生産農家の集積地域での農民の自殺が非常に多い。商業ベースに乗せるには大量生産が必要で、化学肥料や農薬を大量に投入する。その購入費用を捻出するのに農家は借金をするが、そうして生産されたコットンも、国際市況が軟調では売れば売るほど採算割れして借金が返済できない悪循環に陥る。化学肥料を投入すると一時期は肥沃度が向上して生産性は上がるが、やがて土地がやせて作物が作れなくなるリスクもある。化学肥料や農薬を使えば健康被害のリスクも大きい。
*以下省略。原文参照して下さい。

僕が今年1月に書いた某週刊誌への寄稿の中で、ある日本企業の取組みについて少しだけ言及した。この企業とインドの現地NGOとの提携も6月末には覚書締結が終わったと風の噂に聞いたが、同社のHPでは未だプレスリリースもされていないし、この提携を仲介した日本の国際協力機関のHPにも当然ながら未だ掲載されていない。でも、提携先のNGOのHPには4月に行なわれた同社のチームのオリッサ州カラハンディ県訪問の様子が掲載されているぞ。
http://www.chetnaorganic.org.in/news.php
(個人的には、同じく今年4月、このNGOの事業地にボリウッド女優グル・パナグが訪問していたのを知ったことの方がショックだった。行ってみたかったぞ。)

構想から2年近くが経過してようやく事業立ち上げに漕ぎ着けたのだから、ちゃんと宣伝して欲しいなと、立ち上げに僅かながらでも関わった経緯のある僕としては期待せずにはおれない。

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