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ドラゴンズの来季監督は?(その2) [ベースボール]

中日新監督候補に落合博満氏が浮上
日刊スポーツ 9月30日(月)7時10分配信
 中日が来季新監督候補の1人として前監督の落合博満氏(59=日刊スポーツ評論家)をリストアップしていることが29日、分かった。
 3年契約が切れた11年限りで退任したが、白井文吾オーナー(85=中日新聞会長)が手腕をあらためて評価。在任8年で4度のリーグ制覇と53年ぶり日本一を導いた名将を候補に入れた。複数挙がっている他の新監督候補とともに、今後絞り込み作業を加速させる。
 他の候補には、牛島和彦氏(52=元横浜監督)やケン・モッカ氏(62=元ブルワーズ監督)、立浪和義氏(44=野球評論家)、井上一樹1軍打撃コーチ(42)らの名前が挙がっている。

あり得ないだろうと思っていた落合氏再登板の話題が週明けの新聞紙上を賑わせている。

悪い話であろう筈がないが、複雑な心境である。ヤフーニュースのコメント欄を読んでいると、意外と落合再登板歓迎という声が多いし、高木監督時代の2年間も、高木監督が何か言うたびに、「落合の方が良かった」という信者の声が非常に多く寄せられていた。

確かに、落合野球と高木野球の二択を迫られるなら、落合野球の方がはるかにいい。勝つことに対して真摯に取り組んでいて、実際強かったから。高木監督は、解説者時代のしゃべり方が聴きづらく、面白くなかったので、監督になって以降あんなにマスコミの前でペラペラしゃべったのは意外だったが、選手やコーチを名指しで糾弾するような発言を平気で記者の前でしており、それを新聞紙上で書かれて、選手の子どもたちが学校でいじめられる可能性すらあるというところまで絶対に配慮していなかったと思う。高木監督は選手やコーチと直接コミュニケーションをとっていたとは思えず、メッセージはマスコミ経由で発していたように見える。これは野村監督が阪神時代にやり過ぎて総スカンを食った手法だ。既にその副作用がはっきりしているような手法を高木監督がとってしまったのは、この人にはそうせざるを得ない事情、対人コミュニケーションがそもそも下手だという欠陥があったとしか思えない。

そんなわけで、高木野球と比べれば、落合野球の方がいいに決まっているのだが、では落合野球が面白かったかと聞かれれば、あの貧打、タイムリー欠乏症は異常だった。投手戦で1点取られると、おそらくそのまま0-1で試合が決まるだろうと途中で応援を諦めたことは何度もあるし(実際、ズルズルとそうなって終わったケースが結構多かった)、1点にこだわる野球と言いつつ、意外と選手はバントで失敗していたという印象が強い。そこで状況を一気に打開できるような一発屋がいなかったというのも大きい。

落合野球が面白かったかと聞かれれば、回答に悩むのである。強いにこしたことはないが、観ていてストレスがたまる野球であったこともまた事実である。2年前に落合監督が退任した際(言っておくが、あれは「解任」というより契約満了による退任である)、球団側は「新しい風を入れたい」というのを理由にした。それが高木守道だったという点では確かに首は傾げたが、「新しい風」というのは僕は歓迎だった。

この日、落合氏急浮上の報道の裏で、もう1つ気になったのは、マット・クラーク内野手の帰国だ。チームのホームラン王で、彼が1本打った試合で負けたのはわずかに1試合と、彼の一発は今季のチームの勝利には貢献はしている。出場試合数をもっと増やせていれば、もっと打ったかもしれないし、日本の野球に慣れれば、来季はもっと打つ可能性が高い。

しかし、クラークとの契約更新がままならない理由を、落合氏の標榜する野球とスタイルが合わないからだという話を聞くと、おいおいそりゃないでしょうと思ってしまう。高橋周平や森野と守備位置がかぶり、途中帰国してしまったルナならともかく、一塁しか守れないとはいえ一発の魅力があるクラークを現時点で切るという選択肢は、個人的には受け入れられない。僕、クラークのファンなのです。LSU(ルイジアナ州立大学)出身だから。

白井オーナーが落合再登板にご執心とはいえ、球団幹部がどの面下げて落合氏に監督就任を持ち出せるのかはなはだ疑問だが、落合氏が現在解説者を務めている日刊スポーツ社がこう報じているのだから、かなり信憑性が高い情報なのだろう。高木監督の後だから、落合監督であってもいいとは思うが、なんにせよ来年度の契約への影響も出てくる話だから、選手が影響を被らないよう、早く決めて欲しい。クラークがどこへ行こうが、日本国内の他チームに移籍しようが、LSU出身選手は応援します。広島のニック・スタビノア内野手と同様。

白井オーナー、2年前はヤクルトとの最終決戦を前に落合退任・後任高木を発表したのに、今回は、「まだシーズンが終わっていない」という理由で、高木退任と後任監督についての発表を先送りにした。あくまで仮定の話になるが、もし広島とのナゴヤドーム3連戦の前に発表がなされていたら、あるいはもっと早い時期に「高木休養」を公表していたとしたら、クライマックスシリーズ進出はできたかもしれない。そう思うと、白井オーナーにも、若干の不信を感じざるを得なかったこの数週間だった。


月刊 Dragons (ドラゴンズ) 2013年 10月号 [雑誌]

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 中日新聞社
  • 発売日: 2013/09/21
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コメント 1

yukikaze

高木守道氏の後任は、いいですね。誰がなっても、前より「マシ」となりますから。

個人的には落合氏より立浪氏がいいのですが。
by yukikaze (2013-10-01 14:10) 

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