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『ソーシャルデザイン』 [仕事の小ネタ]

ソーシャルデザイン (アイデアインク)

ソーシャルデザイン (アイデアインク)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2012/01/10
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
内容(「BOOK」データベースより)
毎日の暮らしも世界の問題も、たったひとつの思いつきで「楽しく」変えられる。おばあちゃんを元気にするニットブランド、街を賑わす「うわさ」の貼り紙。月間読者12万人のウェブマガジンを営むグリーンズが、社会を変えた伝説のアイデアを世界中から紹介。これからの街、子育て、エネルギー…「自分ごと」で未来の社会をつくるためのヒント集。話題の実践家、山崎亮、山口絵理子、井上英之各氏のインタビューも収録。「これからのアイデア」をコンパクトに提供するブックシリーズ第2弾。
またソーシャルデザインのグッドプラクティス集を読んでしまった。僕たちの暮らしと世界を変えるグッドアイディアを紹介する「グリーンズ」というウェブマガジンがあるそうだが、そこで紹介されたデザインやアイデアを、本という形で編集したものだ。

自分にも手が届きそうな実践事例が意外と多く、読んでいて元気と勇気をもらえる本だ。「です・ます」調の記述は優しさを強調し過ぎている気がして、多少の抵抗はあったものの、読み進めていくうちにだんだん気にならなくなっていった。僕自身は既に50代のおじさんだが、今の若くて優しい世代の人々がよりよい社会を作ろうとこうして取り組んでおられるのを見ると、この国もまだまだ捨てたものではないなと思える。

いろいろと魅力的な取り組みが紹介されている。幾つかこの場で紹介してみると―――、

◆スピード違反した車から徴収した罰金を原資に、逆にスピードを「守った」人に宝くじが当たるという、スウェーデンでの試み「スピード・カメラ・ロッタリー」

◆ショッピングセンターで上り下りのエスカレーターの上下両サイドにスタンバイした着ぐるみパンダが乗降客にチラシを渡したり回収したりして、1枚のチラシを使い回すという、ハンガリーで行われた究極の節約型環境保全キャンペーンのプロモーション(下記動画参照)


◆スタバでマイカップ持参でコーヒー注文した客の間でポイントをシェアし、切り番が当たった客はコーヒーがタダになるという「カルマ・コーヒー」

◆途上国で、自家発電機能を付けたサッカーボールで子供たちに遊んでもらい、日が暮れるとそのボールをプラグに差し込んで、家の中に明かりを灯して、電力不足の解決に貢献するサッカーボール「ソケット」(下記動画参照、これは相当有名なお話のようで、紹介している動画サイトは結構多い。)


◆新聞紙を利用してエコバッグを製作する「四万十川新聞バッグ」(写真参照)

Shimanto.png


中でも僕が最も惹かれたのは、フランスで始まった「ゴールデン・フック」という取組みである。元気で編み物好きのおばあちゃんにニットのマフラーや帽子などを縫ってもらうというもので、お好みのおばあちゃんを指名してカスタムメイドの製品をネットで注文できるというものだ。足は不自由になりつつあっても手作業はまだまだできるというおばあちゃんの得意技を生かしたサービスで、高齢者の生きがいにもなると思う。
http://greenz.jp/2011/01/26/golden_hook/

ここで挙げた様々な取組みはひとつひとつがとても魅力的なのだが、他にもこのグリーンズというネットワークが運営しているウェブサイトには様々な取組みが紹介されていて、そちらももう少し調べてみたらもっといろいろなアイデアが眠っているようだ。
http://greenz.jp/

ただ、なんだか他人のふんどしで相撲を取っているような感じがしてしまう。こういう世界各地の取組みを探し出し、一ヵ所で紹介するというのも重要な取組みで、役割は当然あると思うのだが、なんだかなぁという気持ちがどうしても拭えない。そんなことを考えている僕は、天邪鬼なのでしょうね。

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