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赤瀬川原平さんご逝去に思う [読書日記]


画家で作家の赤瀬川原平さんが、10月26日、敗血症のため東京都内の病院でお亡くなりになった。
77歳だったそうだ。

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路上探検隊 新サイタマ発見記

  • 作者: 赤瀬川 原平 他
  • 出版社/メーカー: JICC出版局
  • 発売日: 1993/11
  • メディア: 単行本
内容(「MARC」データベースより)
ダサイタマなんて誰が言った! 都市化の裏で進むカゲキな"緑の逆襲"、あるいは職人の伝統の技・武州バロックなど路上観察の名人たちが発見した"お宝"500点を大放談と共に開陳。大好評の全国路上行脚シリーズ第3弾。

赤瀬川さんのお名前を初めて知ったのは、『路上探検隊 新サイタマ発見記』だった。当時僕は今の会社に勤め始めて半年を過ぎ、最初に住んでいた豊島区南長崎から、埼玉県桶川市に引っ越していた。そこで2年間を過ごすことになるのだが、桶川から会社までは高崎線から埼京線に乗り継いで、ドアツードアで1時間30分はかかり、通勤電車の中で過ごす時間が長くなり、お陰でめっきり読書が趣味化した時期だった。通勤途中に大きな書店はなく、本はもっぱら桶川駅前の書店で購入していた。さすがに埼玉の書店らしくローカル色がほどほどあり、こういう本が平積みで置いてあったりしたわけである。

『路上探検隊 新サイタマ発見記』を読み、さらに赤瀬川さんが提唱した新芸術「トマソン」の概念の影響を受けていた宝島社のVOWシリーズを何冊か読んで、通勤途中の高崎線の車中で笑いをこらえるのに必死になったことをよく覚えている。埼玉には「トマソン」が沢山あって、この本の中でも登場する「トマソン」の幾つかは僕のジョギングコースだった中仙道の沿道にも存在していた。当時は今以上に市民ランナーとして地道に走り込みをしていた僕は、ジョギングしながらトマソン探しをして、長距離走者の孤独を紛らわせておりました。

訃報を取り上げた記事の中ではあまり紹介されていないが、赤瀬川さんの著作としては他に『新解さんの謎』がある。こちらは数年前に一度ブログで取り上げたことがある。リンクを張っておくので、ご興味がある方は併せてご笑覧下さい。赤瀬川さんのご冥福をお祈りしたと思います。

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