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タクシー配車アプリ、2件続けて公開 [ブータン]

タクシーアプリ「オイ」、乗客と運転手をつなぐ
Taxi app Oie to bridge passengers and drivers
Kuensel、2018年4月30日、Karma Cheki記者
http://www.kuenselonline.com/taxi-app-oie-to-bridge-passengers-and-drivers/

2018-4-30 Kuensel.jpg

タクシーアプリ「ヤナ」、ローンチされる
YANA taxi app launched
Kuensel、2018年5月3日、Phurpa Lhamo記者
http://www.kuenselonline.com/yana-taxi-app-launched/

2018-5-3 Kuensel.jpg

短い期間のうちに、タクシー配車サービスの携帯アプリが2つ、立て続けにローンチされた。「オイ(Oie)」の方は、ドルックスマート(DrukSmart)という会社が4月27日に公開したもので、除幕式にはティンプー市の市長が出席。もう1つはブータンタクシー業協会(BTA)が5月2日に公開した「ヤナ(YANA)」ので、除幕式には情報通信大臣が出席しているのが写真から確認できる。

2017年末のデータで、ブータン国内を走っているタクシーの数は4,455台。ティンプー市内だけで2,926台なのだそうだ。記事によると、Oieの方は既にティンプー、パロの90台以上のタクシー運転手と1,000人以上の利用者がアプリ登録を済ませているという。さらに、600台以上の運転手がさらにメンバー登録に関心を持っているという。一方のYANAの方は、運営母体がBTAということもあり、加入している1500人のタクシー運転手が全員登録すれば、そこそこ大きいサービスになる可能性はある。

利用者の心理として、どちらであっても早くタクシーが捉まえられればよいとなる。どちらも公正な料金体系で客にぼったくり感を抱かせないのが売りなのだろうから、早ければ早い方がよい。ということで、僕は両方のアプリの利用者登録を試みた。Oieは簡単にできた。YANAも登録の仕方はよく似ているが、そもそも利用者登録で引っかかってしまい、それ以上先に進めない(5月11日時点)。

ちょっとだけ裏読みすれば、当然ながらOieの方は準備万端でローンチングを迎えたので、その時点である程度のシステムは確立できていたのだろう。このブログを書いている時点(当地時間の午前4時)でも、うちの近所には3台タクシーが走っているという捕捉までできていた。一方のYANAの方は、先を越されたことで慌ててローンチングだけ取りあえずやったという感じで、未だ中身が追いついていないというところだろう。利用者登録すらできないのでは、しばらくは使えないなと思わざるを得なかった。将来的にはタクシー運転手の補足数がOieを上回る可能性はあるが、アプリの利用者登録の入力項目の見せ方からいうとOieの方が利用者の利便性を考えているような印象を受けた。

クエンセルの記事も、Oieの方は、タクシー運転手にとってのメリットという点もしっかりリサーチしていて、燃料や運転手の時間の40%は、客を探して流しているのに充てられているので、アプリを利用して、こうした流し時間を節約できれば、運転手にとってもメリットがあると述べている。しかも、これから3カ月間で一気に利用者登録を増やすという方針まで明らかにしている。YANAの記事の方は曖昧で、既にどれくらいの利用者登録があるのかという点はぼかして書かれている。せっかく大臣まで駆り出してローンチしたのに、その後全く使われていないという、どこかの道路状況アプリと同じ事態に陥る可能性はゼロとは言えないだろう。

ただ、Oieも気になるところはあった。というか、これはブータンの現状の課題なのであるが、利用者の現在地の捕捉が上手くできていないのではないかと感じた。そもそも僕の現在地が、実際にいるところから300メートル以上のズレがあった。また、行き先指定も、既にグーグル上で地点登録されているところをランドマークとして指定しなければならないが、ブータンではグーグルマップ上で地点登録されているランドマークの数がまだまだ少ないので、登録の時に困ることがある。

僕の記述でご想像いただけると思うが、僕はまだ実際にはこのアプリを利用してタクシーに乗るというところまでを経験しない状態でこの記事を書いている。単なる印象論なので、ご注意を。

とはいえ、このアプリでかなり僕らの生活は変わるとは思う。

◇◇◇◇

余談ながら、先週カトマンズに旅行した際、カトマンズ空港でSIMカード購入して、どこでもネットにつながる環境を確保した。その後、カトマンズでタクシー配車サービスの携帯アプリ「サラティ(Sarathi)」の創業者のお話を聞いたので、僕はさっそくこのアプリをインストールして、使ってみることにした。日曜朝のことだ。

で、結果を言うと、利便性向上にはもうちょっと時間がかかりそうだと思った。Sarathiは現時点で登録済みタクシー運転手は120名だが、カトマンズのタクシーの台数は1万台ぐらいらしいので、まだまだサービスの規模としてそもそも小さい。なので、自分のいる場所の近くにたまたまいるタクシーというのが少ない。

また、そもそも自分がいる場所や目的地の指定が、既にグーグルマップ上で地点登録されているランドマークじゃないとできないというのがやっぱりネックになっている。外国人旅行客の場合は、泊まっているホテルでタクシーを呼んでもらうのがよい。現実的には、グーグルマップ上で地点登録されている広場のようなところまで自分で歩いて行って、客待ちしているタクシーの中に利用者登録している者がいれば、それを利用し、ぼったくられることもなく目的地に行くという利用の仕方になるのだろうか。

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