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国際アーカイブズの日を祝う [ブータン]

国際アーカイブズの日を祝う
International archives day observed
Kuensel、2018年6月15日、Rinchen Zangmo記者
http://www.kuenselonline.com/international-archives-day-observed/

2018-6-15 Kuensel.jpg

【ポイント】
14日、国立図書館・アーカイブ館(NLAB)において、「国際アーカイブズの日」を祝う記念式典が開催された。「国際アーカイブズの日」は6月9日であるが、ブータンでは記念式典は14日まで延期にせざるを得なかった。またこの日は、国立図書館の設立50周年を祝う式典でもあった。

アーカイブ化の取組みの歴史は2007年に始まったばかりだが、アーカイブ館で蒐集した最古の資料として、1645年にシャブドゥンが発布した法令が収蔵されている。

式典に主賓として出席したダワ・ゲルツェン内務相は、この日、統合図書館管理システム「コーハ(Koha)」のローンチングも行った。コーハはそれまでの図書館管理システム「アレフ」に代わるもので、既に今年2月から運用がスタートしている。ゾンカ語フォントでの蔵書検索が可能だという。

◇◇◇◇

前回の記事が長くて、作成するのにちょっと燃え尽きてしまったので、本日は簡単に。

公文書保管を重視しない長い歴史がある日本の人間が、他の国の公文書管理をとやかく言える筋合いではないが、あえてここで「公文書」と「アーカイブズ」を区別して使ったのは、ブータンのアーカイブズに関する記事を読むと、なんとなく「公文書」とは違うような印象を受けたからだ。勿論、昔のシャブドゥンの法令なんてのは「公文書」なんだろうけど、政府の重要文書を保管する役割が今の国立図書館・アーカイブ館にあるのかどうかはよくわからない。

公文書保管の部分は、僕はインドから学んで欲しいと思う。ゴミのポイ捨てなんかはインドから学ばなくてもいいけれど、こと公文書保管に関してはインドはしっかりしていて、19世紀の公文書に関する書誌情報なんかも冊子になっていて、僕らでも購入できる。そういうのがあって、僕らは1世紀以上前のインドの政策であっても調べたりすることができる。そこはある意味、日本よりも進んでいるところでもある。

もう1つ、この記事を書く上で強調しておきたいのは、この新図書館システムを開発したのが実は青年海外協力隊の隊員であるということ。ゾンカ語フォントでの検索機能も、彼がいたからこそ実現させることができた。その協力隊員は間もなく離任する。聞くところによると、国立図書館にはITエンジニアが配置されておらず、この協力隊員は1人でシステム構築を手がけたという。大臣まで呼んで華々しくローンチングをやったはいいけれど、2~3年してシステムがちゃんと動いているのかどうかが心配。
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