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今年のマグサイサイ賞受賞者は… [インド]

2016年に青年海外協力隊、2017年には上智大学の石澤良昭元学長が受賞され、日本人としては割と身近に感じるラモン・マグサイサイ賞。今年の受賞者に、一見、「ブータン人?」とおぼしき名前があった。

ソナム・ワンチュク―――。残念ながら、ブータン人ではなく、ラダック生まれのインド人ということである。インドのメディアは、今回の受賞を既に大々的に報じているが、今年のインドからの受賞者は同氏の他にもう1人(バラット・ヴァトワニ氏)いるが、どう見てもソナム・ワンチュク氏の取り上げ方の方が大きい。それはなぜかと言うと、アーミル・カーン主演で2009年末から公開され、インドで大ヒットした映画『3 Idiots』(邦題『きっとうまくいく』)の主人公、ランチョーのモデルがソナム・ワンチュク氏であるからだ。


ソナム・ワンチュク氏を有名にしたのは「氷の仏塔(Ice Stupa)」だ。冬場に導水管から水を散布して、円錐状の氷の塊が形成されていく。この形状だとなかなか溶け切らないので、春から夏にかけての農繁期の水不足の軽減に役立つのだという。マグサイサイ賞受賞がきっかけなのかどうかわからないけれど、この氷の仏塔は日本語スーパー付きの動画でも紹介されているので、それをご覧下さい。結構衝撃的である。これがレーあたりでできるのなら、こういう装置が役に立ちそうなブータンの高地民集落もあるかもしれない。(労働許可証保有者は行かせてもらえないからわからない。)


ところで、マグサイサイ賞を過去に受賞したブータン人っているんだろうか―――それが気になって過去の受賞者リストを調べてみたけれど、残念、一人もいないことがわかった。特段の理由があるわけではなさそうなので、将来的に受賞者を輩出する可能性は十分あると思うが。何人かはひょっとしたらと思わせるような候補者は思い付くのだが、この「氷の仏塔」を見ちゃうと、まだまだ先だろうなという気持ちにもなってしまう。

『3 Idiots』をまた見てみたくなった。まあ、ブータンにもDVDを持ってきているぐらいだから、見ようと思えばいつでも見られるのだけれど(笑)。

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