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ショートノーティスにドタキャン [ブータン]

マツタケ祭り中止、ツアー会社を混乱させる
Cancellation of mushroom festival upsets tour operators
Kuensel、2018年8月24日、Rinchen Zangmo記者
http://www.kuenselonline.com/cancellation-of-mushroom-festival-upsets-tour-operators/

【ポイント】
下院の選挙活動が23日から始まったことで、ブムタンで最も待ち望まれたフェスティバルが中止となり、ツアーオペレータを落胆させている。ウラ郡のカンドゥ・ワンチュク郡長は、ブムタン県庁が選挙を理由にフェスティバル開催申請を許可しなかったと述べた。

ウラでは、約10年前からマツタケ・フェスティバルが毎年開催されてきた。このフェスティバルは、地域の住民が収入を得る貴重な機会にもなってきた。郡長によると、フェスティバルは毎年、8月23日と24日に開催されてきており、ブータン観光評議会(TCB)のイベントカレンダーにもそう掲載されてきた。

中止の決定は、開催のわずか11時間前になされた。あるオペレータによると、既に中国人観光客を案内して、ガンテまで来ていたという。3年間にもわたって中国でマツタケ・フェスティバルを宣伝してきたのに「観光客にウソをついた形になってしまった」と不満を述べる。この中国人ツアーは23日午後、ブムタンに到着した。

ウラ郡長によると、郡では15日には県庁に開催の可否を文書で打診していた。県からの回答は21日付けで、フェスティバルが選挙キャンペーン期間中に該当し、大衆を動員するイベントであるため、開催許可することは困難とするものだった。ブムタン県庁のパサン・ドルジ知事は、フェスティバルが選挙キャンペーン初日の開催となるため、イベント自体が政治利用される可能性が高いと指摘する。

ブータン・ツアー・オペレータ協会(ABTO)によると、フェスティバルには40人という。以上の観光客が訪問を予定していた。別のオペレータによると、彼の会社ではスペイン人観光客4名からの予約があり、19日にはブータンに到着していた。フェスティバル訪問をブッキングしていたが、中止の決定に、「それを聞いた瞬間、彼らは不満をあらわにしていた」という。フェスティバルに代わる措置として、同社では客をタン渓谷に案内したという。「今はもう不満をあらわにされることもないが、こんな通達がショートノーティスで出されるようでは、我々に対する信用が台無しになってしまう。ブータン人として、選挙に真剣に取り組みたい気持ちはよくわかるが、もっと早く言って欲しい。」

◇◇◇◇

ブータンあるあるの1つは、ショートノーティス。イベント開催も急に連絡が来るし、逆に中止も急に決まる。ウラのマツタケ・フェスティバルは例年開催されている、予測性という意味ではかなり優良なイベントで、僕の知っている人もわざわざウラまで出かけた。ティンプーを出て既にブムタン入りした後に、今回のフェスティバル中止が決まった。

選挙キャンペーン初日にぶつかってしまったこと自体は不運だと言わざるを得ない。選挙管理委員会は今年2月、上院議員選挙のために2月から5月までのイベント自粛、下院議員選挙のために8月から10月までのイベント自粛を通達している。これを額面通りに受け取れば、3月上旬のブータン国際マラソンは中止にされて然るべきだったし、8月15日のゲネカでのマツタケ・フェスティバルも開催は難しかった筈である。でも、どちらのイベントも結局は開催された。僕自身も、ここから得られたメッセージは、TCBのカレンダーに掲載されているような外国人観光客の訪問時の目玉的イベントは、選挙期間中であっても中止にはならないということだった。だって、振り返ってみれば3月末のパロ・ツェチュだって開催されたし、9月のティンプー・ツェチュだって中止になるとは聞いていない。いずれも目玉イベントだ。

だから、状況から判断すれば、ウラのマツタケ・フェスティバルは開催されるだろうと予想するのが自然だ。その思い込みで多くの人が動いていたわけで、中止の決定はやっぱり意外だったし、選挙キャンペーンの日程の話なんて18日時点でもわかっていたわけで、21日まで引っ張ってしまった県の通達は遅いと批判されても仕方がない。

それに、23日が前夜祭で、24、25日とティンプーで開催された『マウンテンエコー文学祭』はちゃんと開催されていたけど?こちらは、ドタキャンでもしようものならインドとの外交問題に発展しかねないから例外適用だったんだろうなと想像はできるけどね。

それでも、こういうのもブータンあるあるなんだけどね。まあ、はるばるブムタンまで出かけて行って、現地で空振りを喰らった方々には申し訳ない気持ちではあるが。

5年後の国政選挙の時に、この記事が役に立つことを祈ってやまない。

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