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『海外ドラマはたった350の単語でできている』 [英語一期一会]

海外ドラマはたった350の単語でできている [英語マスターシリーズ]

海外ドラマはたった350の単語でできている [英語マスターシリーズ]

  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2017/04/14
  • メディア: Kindle版
内容(「BOOK」データベースより)
受験、英検、TOEIC…勉強してきたのに、それでも英語が話せないあなたへ。中学レベルの単語で必ず英語が話せる学習方法を大公開。人気のブログがついに書籍化。

まだ旅の途中です。休暇の間に何冊か本を読もうと目論んでいたけれど、持ってきていた分厚い専門書とは別に、息抜きもしたいなという気持ちになり、本日ご紹介の1冊は衝動的にキンドルでダウンロードしてしまった。

趣旨は極めて分かりやすい本で、実感として著者が言っている方法論は意図的にそれをやったら僕が20年近くかかって到達した境地にその10分の1程度の時間で到達できるようになる気がする。英会話がうまくなりたいと思っている日本人は身の回りにも大勢いるが、この勉強法は薦める。また、同様に、英語以外の外国語を学ぶ時にも、基本一人称と二人称の短文を1、2秒のうちに瞬時に繰り出すための訓練はおそらく役に立つだろう。

「ワナ(wanna)」「ガナ(gonna)」等は、僕らの世代はラジオ講座『百万人の英語』のハイディ矢野先生に習い、ランゲージサービス社の英語教材『Whaddaya Say?』で習っているが、それを著者は有名なテレビドラマシリーズ『Sex and The City』全編のセリフのテキスト分析で発見しているというのだからスゴイ。しかも、基本350ワードで英会話は可能という著者の発見を、他のドラマでも検証して、ほぼ同じ黄金律のようなものを見出している。ここまでのテキスト分析を行うのにかけたエネルギーたるや想像を絶するが、しかもそれが本論の学習法を導き出す際の前置き段階だというのだから驚く。

ただ、今さら僕がこういう勉強をするかといわれれば、こと英語に関してはしないだろう。もうかなりのところまでは到達していて、僕の目下の課題は英作文だと思っているので。万が一にも他の言語を勉強する必要性が今後出てきた場合は、この学習法は参考にさせてもらいたい。

最後に著者の書かれていることで特に共感するのは、この学習法でおススメの海外ドラマの筆頭に『How I Met Your Mother(ママと恋に落ちるまで)』を挙げられている点。僕はあまりテレビドラマを真剣に見る方ではないのだが、以前も書いた通りこのドラマはわりとしっかり見ていた。他のドラマとの比較は難しいけれど、ドラマを見て英語の勉強をしたのはこのドラマが最初で、それくらいいい表現が頻出する。また、ニール・パトリック・ハリス演じるバーニー役のマシンガントークに、どれだけついて行けるかを試してみるのも面白かった。

タグ:英語
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Cookingという単語 [英語一期一会]

What's cooking? 最近、どう?
cooking  (informal) In progress, happening.
The project took a few days to gain momentum, but by the end of the week, things were really cooking.

忘れた頃にこのカテゴリーを使わせてもらうことにする。

最近、あるテレビドラマにどハマりしている。『How I Met Your Mother』(邦題:ママと恋に落ちるまで)である。米国では2005年から2014年まで続いた人気コメディシリーズで、今スターTV系のドラマチャンネルで、シーズン8(2012/13)が放送されている。平日なら帰宅後の19時30分から1時間で2話放送。軽快なテンポの米国英会話のリスニングのつもりで、割り切って見ている。

How I Met Your Mother: Season 8 [DVD] [Import]

How I Met Your Mother: Season 8 [DVD] [Import]

  • 出版社/メーカー: 20th Century Fox
  • メディア: DVD

そこで時々、「え?」と思う表現が登場する。単に聞き流しているだけなので、たいていは実際忘れる。でも、一晩おいてもたまに覚えている表現がある。例えば、プロレスラーから映画俳優に転身して大成功を収めたロック(ロッキー・メイビア)が、映画の中で「Attaboy.」と言っていた。気になったのでこの表現は後日辞書で調べたところ、「でかした」というような意味だった。そしたら先日見た『How I Met Your Mother』のエピソードの中で、メインキャストの1人であるロビンが、「Attagirl.」と言っていた。相手が男性なのか女性なのかによって、「でかした」の表現が異なるというのを、その時初めて知った。

本日ご紹介した「Cooking.」は、5月29日放送回(シーズン8、エピソード18-19)で、テッドが「We are cooking.」という形で使っていた。勿論、「俺たちは料理している」という意味ではない。「俺たち、絶好調だぜ」ぐらいの意味だったと思う。表現としてシンプル過ぎて、あわや聞き流しそうになった。

メモっておかないと絶対忘れる。自分がこのスラングを使う状況が訪れるのかはわからないが、取りあえず覚えておこう。

【ついでに…】
Cookingじゃないが、5月30日放送回(シーズン8、エピソード20-22)の中で、「He is a tough cookie.」という表現が出てきた。当然、「彼はタフなクッキーだ」ではない。辞書で調べてみると、「tough cookie」は「扱うのが難しい人、簡単には傷つかない人、面倒くさい人、自分の意志がしっかりしている人」という意味のイディオムらしい。ドラマの中では、バーニーを指して「tough cookie」と言っていたので、「彼は面倒くさい奴だ」という意味だったんだろう。

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『話すための英語力』 [英語一期一会]

話すための英語力 (講談社現代新書)

話すための英語力 (講談社現代新書)

  • 作者: 鳥飼 玖美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2017/02/15
  • メディア: 新書

内容紹介
幕末から現在に至るまで、日本人を魅了してやまない「英語」。「英語をうまくしゃべれるようになりたい」は見果てぬ夢なのでしょうか。日本(もしくは日本人)が抱えている「英語コンプレックス」の根幹にあるのは、外国人を前にすると萎縮してしまい、言葉を発することができないことにあります。いわゆる「外国語不安」です。短い言葉で切り抜けようとしたり、思い出せるフレーズを連発するだけで、相手と話が続かない(続けようとする意思がないと見られても仕方がない応答をします)、自分の意見を言わない(そうした日本人特有の習慣があることも事実です)等、相手よりも話し手の自分の方が落ち込んでしまうのが現状です。こうした「英語コンプレックス」を打破するための最良の「コミュニケーション・ストラテジー」を同時通訳者としての経験豊富な著者が丁寧に教授します。

本屋さんの販売戦略にまんまと乗せられ、『本物の英語力』を買ったときに、ついでに『話すための英語力』も買っちゃった。あ、順番的には逆で、本書の方が近刊だったので、こちらを買ったついでに『本物の英語力』も買っちゃったというのが正しい。高校生時代に既に鳥飼玖美子ファンだったからなぁ。

1979年3月だったと思うが、初めて受けた英検4級で満点合格して、中3の僕は父に連れられて東京での優秀成績者表彰に出席した。その時の記念講演でお話されたのが、サイマルインターナショナルの村松増美先生で、田舎育ちの僕は、その時初めて同時通訳という仕事がこの世の中に存在するのだというのを知った。カッコいいな、なりたいなという気持ちもなくはなかったので、その後も英語の勉強は特に力を入れてやった。両親もそういう環境を作ってくれていたと思う。岐阜のど田舎にしてあの学習環境は恵まれていた。

いつだか正確には思い出せない、多分高2に上がった頃だと思うが、ラジオ講座『百万人の英語』を聴き始めた。岐阜のど田舎でも、深夜になれば東京の文化放送がキャッチできた。部活でへとへとになって帰ってきた僕は、夕食をとれば風呂に入ってとっとと寝てしまった。深夜零時から始まる『百万人の英語』が目覚まし代わり。それを録音しておいて、放送終了後に起きてテープを再生し、それで1時まで英語の勉強。1時から朝までは受験勉強をしていた。このサイクルで高校生活を過ごしていたので、学校の授業が眠くてたまらなかったが(笑)。

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『本物の英語力』 [英語一期一会]

本物の英語力 (講談社現代新書)

本物の英語力 (講談社現代新書)

  • 作者: 鳥飼 玖美子
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2016/02/17
  • メディア: 新書
内容紹介
発音はハチャメチャと完璧の間を狙う。語彙を増やすためには、とにかく「たくさん」読む。文法がまちがっていると「教養がない」と思われる。好きなこと、関心があることで英語を学ぶ。など、話すための基本、難関の試験克服法など日本人が「英語の壁」を乗り超えるための新常識10を伝授。英語が苦手な人でも、本書を読んで「英語なんて簡単さ」と自信を持とう!

英語を勉強の対象として捉えなくなってからどれくらい経つだろうか。そもそも英語力をつけるために勉強をしてきたわけではないので、英語学習法といった類の本は、ここ20年ほど読んだことがない。当然、NHKでやってる英会話系のテレビ講座などにチャンネルを合わせたこともない。ラジオで、「石川遼クンも愛用」と盛んに宣伝している「スピードラーニング」も、何だか胡散臭いものを感じていた。それなのに何故今頃こんな本を読んだのかというと、それが鳥飼玖美子先生の著書だったからだ。

昔、『百万人の英語』時代の鳥飼先生や國広正雄先生に憧れて、上智大学を目指した人間である。高校生時代の僕は、同時通訳者に憧れのようなものがあったので、『百万人の英語』で取り上げられた勉強法は、たいてい実践していた。國広先生が当時提唱されていた「只管朗読」は、特に実践していた。鳥飼先生はイスパニア語学科なのになんで英語がそんなにすごいのかとか、いろいろ考えたが、なんとか上智大学にすべり込んで自分も英語の勉強を専門的に始めてみると、周囲の帰国子女や高校時代に留学経験したクラスメートの次元の高さにカルチャーショックを受けた。

田舎でラジオ講座聴きながら自分なりに英語を勉強して都会に出てみると、自分のレベルなんてそんなものかと思った。少なくとも、僕の「カルチャーショック」というのはそういうものだった。同時通訳への憧れなどは、即座に吹っ飛んだ。鳥飼先生の授業も存在していたと記憶しているが、自分の力では、同時通訳のレベルには辿りつけないと挫折し、授業を取るには至らなかった。

それでも、大学生時代にペーパーバックを読めるようになったのは嬉しかった。1983年、最初にコナン・ドイルの『恐怖の谷』を読了した時の達成感は今でもよく覚えている。小中高生時代に日本語で読んであらすじを知っていたので、この本を選んだ。次に読んだのはイアン・フレミングの『007は二度死ぬ(You Only Live Twice)』だった。映画を見ていたので挑戦してみたら、映画と原作がちょっと違うなという印象を受けた。そして、事前にあらすじを承知してないのに小説を読み始めたのは、1985年、ケン・フォレットのスパイ小説『ぺトルブルグから来た男』や『鷲の翼に乗って』じゃなかったかな。ロバート・B・パーカーのスペンサーシリーズはもうちょっと後だったかと。

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『ビジネスミーティングの英語表現』 [英語一期一会]

ビジネスミーティングの英語表現

ビジネスミーティングの英語表現

  • 作者: ロッシェル カップ
  • 出版社/メーカー: ジャパンタイムズ
  • 発売日: 2001/06
  • メディア: 単行本
商品説明
基本的な英語表現はマスターしているのに、いざミーティングとなると思ったことが上手に伝えられない。あるいは自分の思いどおりに話が進まない。そんな経験をしたことはないだろうか。
「英語が話せる」のと「英語で相手を説得する」「話をまとめる」というのはまったく別の話である。本書では、ミーティングを成功に導くための手順や手法を日本語で紹介し、それに役立つ英語のフレーズを適宜紹介している。
残念なのは、読みづらいレイアウトになっていることと、紹介されているダイアログの内容が一般的過ぎること。欲を言えば、データを示しながら議論をする例や、それに対して突っ込まれる例など実地に即した場面を盛り込んでほしかった。
しかし、「ミーティングを円滑に進める」という視点から見れば、本書の内容は非常に有益である。1人で暴走する話し手を体よくおさせる表現やブレーンストーミングでさまざまな意見を引き出す表現、脱線した話題をもとに戻す方法など、進行役にとって役立つ情報はもちろん、参加者にとっても、会話の流れを中断して意見を述べる方法、交渉に役立つ表現など、多くの情報が掲載されている。ミーティング中に使う表現以外にも、日時を決定する際に必要となる英語表現、アジェンダの書き方、Eメールで出席を促す方法など、便利な情報が掲載されている。
日本人と外国人の両方を交えて会議を進めなくてはいけないマネジャー、英語ミーティングが必須の職場で働くビジネスパーソンにとって有用な1冊といえるだろう。(土井英司)

この本を購入したのは14年も前のことだ。紀伊國屋書店ニュージャージー店のシールが表紙に貼ってあるから、購入したのはニューヨーク。ワシントンに駐在していて1年以上が経過して、2001年の晩秋、まだ9.11の影響がそこらじゅうにあったニューヨークに車で出かけた時についでに購入したのだろう。

当時そういう問題意識が自分の中にあったからだと思うが、本書の紹介の中で土井英司さんも仰っているように、この本はレイアウトが読みづらいので、結局あまり読まずに積読にしてしまった経緯がある。それでも、CDが付録で付いていたため、その気になったら自宅のPCでCDを聴いてみるようなシチュエーションもあるかもと思い、自宅のPCのラックにはこの本がずっと立てかけてあった。なんと10年以上にわたって…。

そんな本を急に読み返そうと思ったのは、今週海外で行われた会議で司会と発表者をかけもちでやらなければならなくなったからだ。日本人は僕だけ。従って使用言語は英語、そして、会場がスペイン語圏だったから、スペイン語で話す発表者もいた。今は既にその会議を終えてひと息ついたところだから言えるが、英語-スペイン語間の同時通訳者の出来があまり良くなくて、スペイン語で話した人の言ってることが、同時通訳者を介して英語で聴くと全くわからないということもあった。勿論、自分の英語リスニング能力の問題もなかったとは言えないが。

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『英語は「インド式」で学べ』 [英語一期一会]

英語は「インド式」で学べ!

英語は「インド式」で学べ!

  • 作者: 安田 正
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/09/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
内容(「BOOK」データベースより)
「インド式英語学習法」は、英語が苦手な日本人にピッタリ!1時間後に英語が話しはじめられる!「世界標準の英語」だから全世界で通じる!「単語」「文法」「発音」など、新しい暗記はナシ!「3つの動詞」だけで簡単に英文が作れる!
この本のことは、3月に吉祥寺の大きな書店に行った時に気付いていた。立ち読みしている時間も十分なかったので、そのうち読もうと市立図書館で予約し、30人近い順番待ちを気長に待ち続けた。ようやく僕の順番が来たので、さっそく読み始めた。後ろにも順番待ちの人がいるだろうと思ったので、急いで読まなきゃという焦りはあったものの、結論から言うと朝風呂に1時間ほど浸かっている間に全部読み切れた。

正直、腹が立った。1500円払って買わなかったというのがせめてもの救いではあるが、何度も同じことを繰り返し書いて最初の118ページを費やし、ようやく肝心の英語の話に入ったと思ったら、エッセンスは序文で既に語ってしまっているので、基本的に序文の論点を繰り返しているに過ぎず、各項目の深掘りすらしていない。読み終わって何かを学んだという感覚は味わえないし、何が「インド式」なのか全くよくわからない。インドを馬鹿にしているのか。

著者によると、インド人の英語人口が1990年代~2000年代の約20年間で10倍に増えており、その理由は、「インドでの英語学習の方法」が、まさに「世界標準の英語(グローバル・イングリッシュ)」の考え方に、ドンピシャリだった」からだそうだ。しかも、本人が正直に語っているが、これは裏を取ったわけじゃなく、著者の単なる想像でしかない。

この、読み始めて20ページで登場した著者の推論にはがっかり。僕自身は、インドで英語人口が多いのは、各州で公用語が違うので、インド全体の統一性を維持するためには別の「共通語」が必要だったからだと思っている。政府の公文書には昔から英語が使われている。ただ、この辺のことは著者はわかっていたらしい。著者の論点は、むしろそうしたインドの基底にある言語政策の環境ではなく、1990年代以降のインド国内での英語人口の急増の理由が英語学習法にあるということらしい。にも関わらず、著者がインドの英語教育について直接的にリサーチした形跡はない。

著者と同じレベルの推論でよければ、僕の見解は以下の通りだ。1990年代初頭に何か大きな変化があったとすれば、それはインド自体の経済自由化である。外国企業も入ってくるようになり、特定の地域では雇用機会も増えた。例えば、バンガロールがIT産業で発展していくとすると、自ずとそこに人は集まってくる。同じカルナタカ州内であっても、バンガロールで職を得ようとすれば、英語が理解できるにこしたことはないということになる。もう1つの可能性は、州をまたぐ人の移動。僕がデリーで会った南部出身者の多くは、90年代初頭にデリーに出てきて、就職機会を得ている。州をまたぐから、当然英語が必要になるケースも多い。南部ではそれ以前から英語ができる人は多かったかもしれないが、そうした人の多くが中東へ出稼ぎに行っており、そもそも90年代の統計で捕捉されていなかった可能性もある。

インドの英語教育の中身についてちゃんとした裏取りもせず、インドの英語学習法が世界標準の英語の考え方にピッタリだったと断言するのは、ちょっとどうかと思う。

著者の言う世界標準の英語の4つの特徴は、➀発音は気にしない、②イディオム(慣用表現)は使わない、③新しい単語を覚える必要なし、④英語が得意でない人でも使えるで、これに対してインド式英語学習法の3つの特徴(発音は気にしない、「インド式英語」を使うための工夫をする、英語は道具なので、使わない単語は覚えない)が見事にフィットしているということになる。確かに、発音を気にしないという点ではそうかもしれないが、それ以外はそうともいえない。

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『英語喉 50のメソッド』 [英語一期一会]

英語喉 50のメソッド(CD付)

英語喉 50のメソッド(CD付)

  • 作者: 上川 一秋/ジーナ・ジョージ
  • 出版社/メーカー: 三修社
  • 発売日: 2007/06/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
内容紹介
日本人は、英語発音と聞き取り能力において苦労してきました。これは日本人の能力のせいではなく、長い間ある勘違いをしていたことが原因です。ずばり、英語は喉で発音するものなのです。日本語で言うと首にあたる部分の喉です。ネイティブの声が、日本語よりも深く、立体的に響くのには、わけがあったのです。口発音の日本人がネイティブの発音ができないのは当然のことでした。 また、日本語と英語ではリズムが違います。日本語のリズムは2ビートで、英語のリズムは3ビートなのです。リズムが違うのですから、同じように話すことは無理なのです。これまでの日本人の英語の喋りかたは、ワルツで盆踊りを踊っているようなものだったのです。実は3ビートさえこころがけておけば、これまで強調されてきたイントネーションとかアクセントの位置などは全て忘れてもよいのです。本書では、英語ネイティブがしている喉発音、そして3 ビートを理解し、練習してもらいます。短期間で、英語ネイティブと同じ発音が身につき、音の聞き取りが100%できるようになります。
僕は個人的にこの共著者のお一人を存じ上げている。こんな本を書いておられるというお話は、意外にもつい最近知ったばかりで、普段すぐにお目にかかれるようなところにお互いに住んでいるわけではないものの、話のネタに一応目を通しておこうと思い、図書館で借りて読んでみることにした。

以前大学で英語を専攻していたので、この類の書籍は昔かなり多読した。そうした経験から本書のページを開くと、最も驚かされるのは、本文の中に英文があまり掲載されていないことだった。逆に、音節を表すローマ字とか、喉のどの部分を震わせるのかといった口蓋、喉の見取り図が沢山挿入されていて、英語の本だというのがなかなかわかりにくい。ボキャブラリーとか何かしら英語に関する情報を得るための本というより、よりネイティブに近い発音で英語を話すにはどうしたらいいか、日本人が苦手な「L」と「R」の発音の使い分けとか、そうした話すことに関する上達法が掲載されているという感じだ。

従って、この本は読者を選ぶ。米国人並みにかっこよく英語をしゃべりたいと思う人には勉強になる本であることは間違いないが、そのしゃべり方というのでも、「ネイティブ」という言葉で誰を想定するのかによっては要不要の評価が割れるだろう。

僕はインド人の話す英語とも対峙してきたので、米国人ネイティブの英語に近づく必要は必ずしもないと感じている。それに、時としてバリバリのブリティッシュイングリッシュとか、さらに聞きづらいアフリカ人の英語とかに晒されることもある。だから、基準をアメリカンイングリッシュに置いているテキストは、正直言うとあまりピンと来ない。どうやったらもうちょっと外国人が仕事で話している英語が聞き取れるようになるだろうかというのが今も大きな悩みではあるが、それは聞き取りづらさというよりも、話されている中身がよくわからないところに問題があるような気がする。

タグ:上川一秋
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『スピーキング英語辞典』 [英語一期一会]

SpeakingEnglish.jpg

生きた言葉を身につけるスピーキング英語辞典〈2〉ワンランク上の英語表現法 (ベストセラーシリーズ・ワニの本)

  • 作者: 松本 道弘
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 1993/12
  • メディア: 新書
内容(「BOOK」データベースより)
約500の言えそうで言えない表現を満載。使用するのは簡単な単語でも、表現としては奥が深い…。そんな言葉ばかりを集めた、画期的な“読む辞典”。
自宅の書棚にあった古い本をご紹介する。購入したのは1993年12月、今から20年も前の本である。

このブログであまり英語を話題に取り上げることは少ないが、僕は学生時代にそれなりに英語の勉強をした。お蔭で奨学金までいただいて米国留学までしたし、そこに至る過程では神田の大手書店に販売ブースを常設している語学テープのお店でデモンストレーターのバイトをやって、勤務時間中テープを流しっぱなしにして、フレーズを覚えるようなこともやった。今でいう『スピードラーニング』の自己アレンジだ。

英語を覚えるための書籍を何冊も購入し、試してみたりもした。たいていの本は最後まで読み切れずに終わってしまったが、それは多くの場合単語の語法を扱っていて、辞書のような感覚での活用になるので、最初から最後まで読み進めるというよりは、必要な時に調べるというタイプの活用の仕方が多かったからだと思う。

そうした中でも特にお世話になったのが、松本道弘さんの一連の著作である。「松本道弘」といったら、当初は英語によるディベート(討論)に関する本が特に有名だが、この方は1980年代には特に多作で、ディベート以外にも、「GiveとGet」、「スピーキング英語」、「TIMEを読む/FENを聴く」の3つのシリーズは面白くて、何冊か購入して自宅の蔵書としていた。

93年に購入した『スピーキング英語辞典』は、81年に初版がワニブックスから出た『英単語スピーキング』の続編である。今手元に『英単語スピーキング』がないのでご紹介するのが難しいが、日本語の独特な表現を辞書形式で挙げ、それを英語でどう言うかというのを列挙している。基本は1対1対応となっているが、英文については類似表現を数点挙げていて、元々口語表現だから各例文を何度か音読すればそれなりに口慣らしになるし、それで表現を覚えて外国人相手に用いれば、『スピードラーニング』に近い効果が期待できる。

大学1年生の時、住んでいた目白の駅前の書店で『英単語スピーキング』を見つけた時の衝撃は今でも忘れることはできない。その続編だから、『スピーキング英語辞典』も刊行からけっこう早い時期に購入した筈なのだが、その頃は今の会社に就職もしており、口語表現をもっと覚えようというインセンティブもあまりなく、続編は惰性で購入したので、いつどこの書店で購入したのかが全く思い出せない。

では、本書にはどんな表現が収録されているのだろうか―――。

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タグ:英語
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fast-unto-death という単語 [英語一期一会]


最近、新聞紙上でやたらと目にする単語、それが「fast-unto-death」である。「fast」とは「断食」のこと。だから「breakfast」は「fast」を「break」する、つまり断食をやめることだから「朝食」となる。だから、標題の単語は、 「死ぬまで断食」という意味である。

この単語がにわかに脚光を浴びたのは、テランガナ州独立派「テランガナ民族党(TRP)」の指導者であるK.チャンドラシェーカー・ラオ代表が「死ぬまで断食」を敢行し、起死回生の独立承認を国民会議派政権から引き出したからだ。これがドミノ効果を持つであろうことは多くの識者が予想した。命をかけて闘争すれば国から譲歩を引き出せるという前例を作ってしまったら、他にも断食をやろうとする者が出て来るだろう。

西ベンガル州のダージリン地方では、「ゴルカランド州」独立派(GJM)支持者が先週から「断食」に入っている。独立派が仕掛けた4日間のゼネストは、14日に開始からわずか12時間で終息したが、ゴルカランド独立派の指導者は、独立承認の期限を2010年3月10日午前11時19分(なんでか?)に区切っており、今後もダージリン地方は混乱が予想されるだろう。

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Encroachという単語 [英語一期一会]

encroach vt. 侵入(侵害)する。侵食する。
encroachment n 侵入、侵害

いつも忘れた頃にこのカテゴリーを使わせてもらいます。この単語も知らなかった!

最近この単語を新聞紙上で見かける場合は、カルナタカ州観光・インフラ大臣のジャナルダナ・レディ氏とその兄弟に関するものが殆どである。

2001年、レディ氏一族は、アンドラ・プラデシュ(AP)州アナンタプール県のオブラプラム村とシッダプラム村にまたがる3つの鉱山のリースを借り受けた。アナンタプール県というのはカルナタカ州ベラリー県と隣接している。AP州のテルグ・デサム党の訴えによると、レディ氏の鉱山会社はリースされた土地を越えた地域で採掘を行なっているという。
Mr. Reddy's firms had encroached on land beyond the leased area,
因みにこのレディ一族の鉱山会社というのはオブラプラム鉱山(Obulapuram Mining Company、OMC)とアナンタプール鉱山(Anantapur Mining Corporation、AMC)というが、採掘権を得ると採掘エリアの地形を大きく変える大規模な採掘を行ない、リースされた土地とそうでない土地との境界線を曖昧にしてしまったという。今回参考にした新聞記事にはそれ以上は書かれていないが、別の雑誌記事によると、AP州とカルナタカ州の州境境界線もこれでわかりにくくなってしまったという。

BellaryMining.jpg
《こんな感じで地形がどんどん変わっていく…》

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